落下衝撃試験: 耐落下性の評価を行うために、誤った取扱中に受けやすい供試品の落下を再現することを意図した簡易試験で、供試品に及ぼす影響を評価すること、又は最低強度を実証することを目的とする試験
耐落下性の評価を行うために、誤った取扱中に受けやすい供試品の落下を再現することを意図した簡易試験で、供試品に及ぼす影響を評価すること、又は最低強度を実証することを目的とする試験です。主として包装していない供試品および輸送用ケースが供試品事態の一部と考えられる製品に対して行います。角やエッジ部からの落下衝撃も正確に再現性のある試験を行うことができます。梱包品(包装品)の落下試験(JIS Z 0202)についても対応しております。
使用中又は修理作業中に粗雑な取扱いで発生するような打撃、急激な動揺および落下によって機器およびその附属品ユニットが受ける影響を再現する試験です。自由落下試験では、落下姿勢を一定に保つ事が困難で衝撃の再現性がなく評価が安定しないとの考え方もあり、開発されたのが同程度の衝撃歪を与える鋼球落下による評価試験方法です。携帯端末に使用されるBGA・CSPの表面実装部品繰り返し落下試験(JEITA ET 7409) についても対応しております。
落下衝撃試験機設備一覧 | ||||
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設備名 | 型名 | 製造者 | 主な仕様 | サイト |
落下衝撃試験機 | PDT-56E | LANSMONT | 最大搭載重量: 56㎏ 落下高範囲:30~183㎝ |
西東京 |
落球・落下衝撃試験装置 | 型名なし | 日本電気 | 最大搭載重量:冶具含めて3kg以内(ひもによる吊り下げ可) 落下高さ:最大180cm 落下面:SUS303又はコンクリート 落球試験の場合の鋼球の質量:1.04~225g |
西東京 |
モバイル落下試験機 | DT-202 | 吉田精機 | 供試品最大質量:2kg 落下高さ範囲:50~220cm |
氷川台 |
この他にもOKIエンジニアリングの環境試験の設備にて、さまざまな各種環境試験に対応しています。