当社社員が著者または共著者となっている書籍を紹介します。
信頼性評価・解析ガイドブックシリーズの集大成(完結版)として、信頼性の”要”となる故障メカニズムを中心に信頼性の作り込みや信頼性試験を科学的に見直した。前書では評価・解析技術・手法、およびその使い方について解説したが、 このPart3では、『やるべき、評価は何か?』を決めることに焦点を絞っている。信頼性評価に悩まれている人・疑問を持っている人、信頼性評価を早く習得したい人には必読の書となっている。
現場の評価技術者による「実践!」電子部品の信頼性評価・解析ガイドブックに続く、第二弾。信頼性の作り込み・評価の利用法を明確にするために電子機器メーカー、およびセットメーカーに焦点をあて、部品調達から部品実装、製品化、および市場故障までにどのような問題があり、どのように解決していくかと言う点に視点を置いてわかりやすく解説している。
2015 パワーデバイス技術大全の第7編 各社のパワーデバイス関連サービスに信頼性評価サービスとして、電子/電気機器・部品の信頼性評価・解析などエンジニアリングサービスを提供しているOKIエンジニアリングが紹介されている。本編では、OKIエンジニアリングの技術サービス(パワーデバイスの総合評価・解析)について掲載している。
現在では高機能な電子機器・モジュールが信頼性を要求される製品に搭載されており、市場における不具合・故障が社会的な大問題となり、電子機器メーカーの技術者にとってはいかに品質・信頼性を作りこみ、管理していくかが大きな課題になっている。電子機器の品質は自社の製造だけでなく、調達する電子部品にも要求されるが、複雑な構造を持つ多くの電子部品が電子機器に搭載されるため、部品を理解し適切な評価・解析を行うことが難しくなっている。 そのようなことから、新たに参入した技術者でも抱えている問題を解決するために必要な情報を得られるガイドブックを作成した。現在、重要な信頼性に関する評価技術を幅広く取り上げ、わかりやすく解説している。
最近の熱関連の書籍に「熱を制する者は環境を制する」というフレーズが登場しているが、工場、ビル、家庭など需要側における熱に注目すると、熱の伝導、冷却と放出の制御、再利用および高効率な利用に関する技術の研究開発が活発に行われている。本書は身近なIT機器から発電所規模のプラント、さらには宇宙機器まで、至る所に存在する熱源を有効に制御および利用して、エネルギー源としての活用に資する書籍として、さまざまな技術開発と利用例をとりあげている。
本書は、第1編『設計手法やプロセス、冷却デバイスや放射材料の最新動向』、第2編『製品ごとの切り口で現場の熱設計、熱対策状況』、第3編『温度予測と温度計測という熱設計に欠かせない共通技術とツールについて』の順で構成している。厳しい熱設計要件に直面され冷却手段を検討されている方、熱設計手法やプロセスの変革を推進されている方、シミュレーションの活用や熱特性計測の導入を考えられている方、もちろん熱設計・熱対策の最新状況を知りたい方、電子機器の熱に関わる多くの皆さまにとって有効なヒントが与えられる内容となっている。