EMC測定・製品安全試験

LED照明のEMC試験

近年、一般照明へのLED導入が加速されていますが、LED照明を街路灯に採用した地域などでは、テレビやラジオへの受信障害について新聞報道などで報告されています。多くのパソコンやプリンターなどの情報機器には、あらかじめこのような受信障害を引き起こさないよう、ノイズレベルを測定し、規格を満足しているか確認を行い製品が市場に出回ります。OKIエンジニアリングでは、製品をユーザーが安心して使用できるよう、開発・設計・製造販売者の品質向上に向け、長年培ってきた評価、測定、試験技術により、新照明デバイス分野でも総合的な品質向上に向けた各種試験サービス(EMC試験製品安全試験信頼性試験耐環境試験等)を展開しています。また、LED照明機器に関わるEMC試験サービスでは、従来の一定距離(たとえば10m)離れた場所における測定法(CISPR15および電安法)とラージループアンテナの中に供試機器を置き、機器から発生する妨害波を測定する方法(バンビーンループ法:CISPR15)の両測定方法に対応可能です。

LED照明のEMC試験・製品安全試験サービス内容

  • 照明機器および類似機器の電気用品安全法(2項基準)J55015および欧州規格EN55015(国際規格ではCISPR15)により要求されるラージループアンテナ試験
  • 欧州規格EN61547により要求される一般照明目的の機器のイミュニティ試験
  • 特定外電気用品PSEマークにおける、「エル・イー・ディー・ランプ」および「エル・イー・ディー・電灯器具」の指定項目試験
  • 直管型照明等の規制対象外の製品に対しても、市場でのリスクを踏まえ、国際規格(IEC)や電球工業規格(JEL)を引用した試験提案・検証評価をご提供
  • 品質向上の為、電気用品安全法+国際規格+推奨(当社オリジナル)での試験をご提案

LED証明のEMC試験 ラージループアンテナ
LED照明のEMC試験設備
ラージループアンテナ

J55015/電気用品安全法
電気照明および類似機器の無線妨害特性の許容値および測定法
EN55015/欧州規格、CISPR15/国際規格
電気照明および類似機器の無線妨害特性の許容値および測定法
EN61547/欧州規格、IEC61547/国際規格
一般照明目的の機器-EMCイミュニティ要求事項

LED照明の国内法制化について

「電気用品安全法施行令の一部を改正する政令」が平成24年7月1日に閣議決定されました。電気用品安全法は、電気用品による危険及び障害の発生を防止することを目的に、政令で定める電気用品について、省令で技術基準を定めています。規制対象となっている電気用品の製造事業者等に対し、電気用品を国が定める技術基準に適合させることおよび販売時には技術基準への適合を示す「PSEマーク」を表示することを義務付けています。

LED照明の国内法制化について

経産省より2012年7月1日施行、 LEDランプは「エル・イー・ディー・ランプ」、「エル・イー・ディー・電灯器具」として電気用品安全法(PSE法)の対象になりました。

国内法制化(電気用品安全法における基準の改正)

事故未然防止を図るべく、「エル・イー・ディー・ランプ」および「エル・イー・ディー・電灯器具」が新たに電気用品安全法における特定電気用品以外の電気用品として、平成24年7月1日に施行、規制対象に追加されました。技術基準の改正概要は白熱電球や白熱電灯器具の技術基準を参考とし、回路設計による「ちらつき防止」や長寿命製品であることから「安全に関する設計」等が要求されました。

LED照明の国内法制化の対象範囲

LED照明だけでなく有機EL照明等の新世代の照明を含めた電子発光体を有する定格電圧が100~300V、かつ、定格周波数が50Hz又は60Hzのランプおよび照明器具を対象とします。

LED照明の国内法制化の対象範囲

  • 「エル・イー・ディー・ランプ」
    • 定格消費電力が1W以上のもの
    • 1つの口金を有するもの
  • 「エル・イー・ディー・電灯器具」
    • 定格消費電力が1W以上のもの
    • 防爆型を除く

LED照明の国内法制化の対象範囲

従来の電気用品名に、光源の種類が入っていないものは右図の例ように光源がLEDであっても、従来の電気用品名に該当となります。

LED照明の国内法制化の技術基準要求

共通事項と個別要求事項の両方に適合する必要があります。

共通事項

材料、構造、部品および附属品、消費電力等の許容差、雑音の強さ、電圧変動による運転性能、二重絶縁構造、始動特性(電動機がある場合) 、漏えい電流測定、ブラウン管およびその附属品、太陽電池モジュール、表示

エルイーディーランプの個別事項

イ 構造
(イ)口金等の導電部(銅又は銅合金)
(ロ)口金のかん合部の寸法(JIS C 7709-1適合)
(ハ)電源遮断時の電圧
(二)光出力は、ちらつきを 感じないものであること
(ホ)発煙・火等火災に関連する故障
ロ 絶縁性能
ハ 口金の接着強さ

エルイーディー電灯器具の個別事項

イ 構造
(イ)屋外用のもの(防水構造)
(ロ)グローブ、カバー等を有するもの(塵埃等)
(ハ)回り止め又は緩み止め
(二)プルスイッチを有するもの
(ホ)陶磁器、ガラス等の割れるおそれのある材料を用いたもの
(へ)屋外用の電源電線(断面積 0.75mm2)
(ト)器具の質量が3kgを超えるもの(電源電線でのつり下げ禁止)
(チ)器具の質量が5kgを超えるロゼットの電気接続部
(リ)つり下げ型のもの
(ヌ)光出力は、ちらつきを 感じないものであること
(ル)発煙・火等火災に関連する故障
ロ 絶縁性能
ハ 平常温度上昇
二 熱変形
ホ 耐衝撃性
へ 機械的強度
(イ)器具の質量の4倍の引帳荷重
(ロ)引きひもを有するもの

LED照明のEMC試験・製品安全試験に関するお問い合わせ先
WEBからのお問い合わせ:お問い合わせフォームはこちら
電話:0495-22-8411 ファックス:0495-22-8410

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