EMC測定

交流波形の高調波/中間高調波ひずみに対するイミュ二ティ試験: 試験対象に供給する電源電圧波形をひずませ、機器が正常に機能するかどうかを確認する試験

交流波形の高調波/中間高調波ひずみに対するイミュ二ティ試験IEC/EN61000-4-13 高調波・次数間高調波試験(準拠)対応

交流波形の高調波/中間高調波ひずみに対するイミュ二ティ試験/IEC/EN61000-4-13の概要

試験対象に供給する電源電圧波形をひずませ、機器が正常に機能するかどうかを確認する試験です。
理想的な電源電圧波形は、周波数成分が50Hzまたは60Hzのみの純粋な正弦波です。しかし実際にはインバーターや負荷の影響等により電源電圧波形にひずみが生じ、 共通の電源系統に接続される機器に対して悪影響を与える可能性があります。
この試験では、電源周波数の40倍までの範囲の高調波 (電源周波数の整数倍の周波数成分) や中間周波数 (電源周波数の整数倍以外の周波数成分)の影響を模擬します。

試験内容

組合せ高調波試験(フラットカーブ)
  • フラットカーブとは、正弦波のピークをクリップした波形のこと
組合せ高調波試験(オーバースイング)
  • オーバースイングとは、正弦波に複数の高調波を重畳した波形のこと
周波数スイープ試験
  • 周波数スイープとは、基本波に基本波周波数の0.33倍~40倍の周波数をもつ正弦波を重畳し、この正弦波の周波数をスイープする試験のこと
マイスターカーブ試験
  • マイスターカーブとは周波数スイープと同様だが、試験レベルが異なる波形の試験のこと
個別高調波試験
  • 個別高調波試験とは、2~40次の高調波を1個ずつ順番に基本波に重畳する試験のこと
次数間高調波試験
  • 次数間高調波試験とは、基本波と同期関係のない周波数成分の波形を重畳する試験のこと

フラットカーブ,オーバースイング,波形個別高調波

試験対応範囲

電源: 単相 100~240V 16Aまで
           三相 200~400V 16Aまで
OKIエンジニアリングでは、その他、電源周波数変動試験、電源急変試験、電圧変動試験の評価にも対応しております。お気軽にお問い合わせください。

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