ロボットケーブルや自動車用ケーブル・ハーネスは本体の動作にあわせて、曲げ(屈曲)性、滑り動作(摺動屈曲)性、捻じれ(捻回)性など、過酷な動作が繰り返されます。これらの可動部に用いられるケーブル・ハーネスは、この過酷な動作の耐久性の確認が必要です。ケーブル・ハーネスの各種試験では、その動作を模擬した試験を実施し、各動作の耐久性について評価をいたします。また、ロボットケーブル、自動車用のケーブル・ハーネス以外の各種ケーブル・ハーネスの各種耐久性評価も対応いたします。
屈曲試験は、ロボットケーブル、EVケーブル、フレキシブル基板(FPC)、光ファイバケーブルなどに繰り返し曲げを加え、耐久性を確認する試験です。
摺動屈曲試験は、ロボットケーブル、EVケーブル、フレキシブル基板(FPC)、光ファイバケーブルなどに摺動(滑り動作を模擬した)を加え、耐摺動性を評価する試験です。
捻回試験は、ロボットケーブル、EVケーブル、フレキシブル基板(FPC)、光ファイバケーブルなどに繰り返し捻じりを加え、耐捻じり性を評価する試験です。
産業用ハーネスや自動車用ハーネス等は、使用環境による温度、湿度等の耐性を求められるほか、それらの環境下での試験前後で、電気的特性の確認、被覆の耐性や、被覆の耐難燃性を要求される場合があります。各種環境試験、電気的試験、耐難燃性の試験等の評価に対応します。