リチウムイオン二次電池
OKIエンジニアリングでは、二次電池に関わるガス成分について、永久ガス、無機水溶性イオン成分、難揮発性有機化合物など、種々のガスについて分析いたします。
リチウムイオン二次電池内部に存在している空気、水素、二酸化炭素、メタンなどの永久ガス成分比を分析し比較することにより、劣化の指標などに活用できます。
リチウムイオン二次電池から外部に発生するガス成分を定性、定量分析します。ガス成分は、電池に使用されている樹脂や接着剤などから発生することが多いです。
古くから広く使用されている鉛蓄電池には、希硫酸が使われています。通常の使用では希硫酸が液体として外部に漏出することはありませんが、使用時に発生する水素とともにごく微量の硫酸ミストや二酸化硫黄として外部に漏出することがあり、金属の腐食が懸念されます。そこで、鉛蓄電池周囲の環境雰囲気中に存在する極微量の硫酸、二酸化硫黄濃度を測定し、腐食などの原因調査を行います。