地球規模での環境破壊防止が要請される中で、環境に関わる大気分析、水質分析や環境基準に基づく各種測定を実施します。RoHS指令の規制6物質、REACH規則対応高懸念物質(SVHC)の分析での蛍光X線分析によるスクリーニングから精密分析まで、お客様のニーズに即した受託分析サービスを正確かつ迅速にご提供します。
また当社ではサプライヤチェーンを介して含有化学物質 (chemSHERPA書式等)を代行収集するサービスも行っております。お客様の含有化学物質情報管理をワンストップでサポートいたします。
RoHS指令は電気・電子機器における危険物質の法規定を整備し、環境や人の健康におよぼす危険を最小化する事を目的としています。
RoHSはEC95条に準拠した電気、電子機器に含有する鉛・水銀・カドミウム等を規制する指令です。EUでの輸出入に関わるため、各種電気、電子機器製品の部品のチェックなどが不可欠になっています。OKIエンジニアリングでは、RoHS指令のための既存製品の部品別評価・材料別評価から新製品(新設計品)の評価、出荷受入検査業務をワンストップソリューションでご提供します。
REACH規則は、「物質(Substance)」もしくは「調剤(Preparation)」と呼ばれる化学品だけでなく、「成型品(Article)」と呼ばれる化学品を使って製造した部品、材料も規制対象となっています。特にグローバル競争の厳しいエレクトロニクス業界では、この「成型品」をEU域内で製造もしくは輸入している電子部品、完成品メーカーは多く、早急な対応が必要となっています。そしてこのREACH規則で、使用制限や違反時の厳しい罰則適用もあり得る「認可(Authorization)」の対象となっているのが「高懸念物質(Substances of Very High Concern)」です。臭素系難燃剤をはじめ「成形品」に含有されていることも多いため、エレクトロニクス業界のREACH対応とは、「成形品」に含有される「高懸念物質」への対応が必要となります。OKIエンジニアリングでは、REACH規則の高懸念物質(SVHC)、のための既存製品の部品別評価・材料別評価から新製品(新設計品)の評価、出荷受入検査業務をワンストップソリューションでご提供します。
電子材料などハロゲン化合物においては、従来よりハロゲン系難燃剤材料として、樹脂材料をはじめ、広く使用されてきましたが、これらは燃焼時に有害なガスを発生する事から、法規制を中心としたハロゲンフリー化が強く求められています。 日本電子回路工業会(JPCA),日本電子回路工業会(JPCA),米国電子回路協会(IPC)では一般的に塩素・および臭素がその対象となり塩素900 ppm 臭素 900ppm 塩素+臭素1500ppm の定義となっています。さらなる信頼性の向上と低コスト化を見据えながら技術開発が進められる中、OKIエンジニアリングでは材料中に含まれるフッ素(F)塩素(Cl)臭素(Br)などのハロゲンフリー分析・評価をご提供します。
各種複合材料における有機成分(プラスティックス、フラックス等)や、金属成分の定性分析、定量(組成)分析を行います。
素材研究・開発/製造/環境分析等、その貢献は多岐にわたっています。
半導体材料に使用される各種原材料等に含まれる微量不純物成分について、定性分析、定量分析を行います。
研究開発/製造/生産性向上/環境分析等、多方面に応用されています。
現状の船舶解撤は労働コストの観点から、東南アジア系を中心に行われていますが、一部の国では労働安全衛生や環境保全などが十分に考慮されず死傷事故や環境汚染が頻発しています。このような現状から国際海事機関においてシップリサイクル条約が2009年5月に採択されました。世界有数の海運国・造船国である日本は安全かつ環境上適正な国際規律に則ったシップリサイクルを可能とする船舶の運航と建造を推進します。実現のための方策とし、船舶関連に対し、材料宣誓書、イノベントリ(船舶に存在する有害物質の一覧表)作成、備置、維持の対応が必要になります。OKIエンジニアリングではシップリサイクル法における材料宣誓書に記載する、有害物質の測定に対応しています。