PCBとはPoly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略称で、ポリ塩化ビフェニル化合物の総称であり、その分子に保有する塩素の数やその位置の違いにより理論的に209種類の異性体が存在し、なかでも、コプラナーPCB(コプラナーとは、共平面状構造の意味)と呼ばれるものは毒性が極めて強くダイオキシン類として総称されるものの一つとされています。国内では、主に電気機器用の絶縁油、各種工業における加熱および冷却用の熱媒体並びに感圧複写紙等に利用されていました。現在は、PCB特別措置法によりPCB廃棄物に該当する重電機器を保有する事業者は、2016年7月14日までにPCB廃棄物の適切な処分が義務付けられています。OKIエンジニアリングでは、2010年6月に環境省から公表された「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第2版)」に準拠した、高精度で安価なPCB定量法による分析サービスをご提供しています。
採取キット
簡易測定法唯一の生化学的測定法である「加熱多層シリカゲル/アルミナカラム/フロー式イムノセンサー法」によりPCB定量測定を行っております。また、その他の定量測定も可能でありますので、お客様のニーズに応じてご提案いたします。
お気軽にご相談ください。当社では試料採取も承っております。納期につきましてもご相談ください。
ご依頼いただきますと試料採取キットをお送りいたします。
「加熱多層シリカゲル/アルミナカラム/フロー式イムノセンサー法」によりPCB定量測定を実施いたします。その他の定量測定法も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
報告書をお送りいたします。なお、PCB濃度が0.5mg/kg超の場合、測定後の残油等は返却させていただきます。
絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第2版)