化審法追加化学物質分析(デクロランプラス・UV-328・メトキシクロル) :お客様の含有化学物質情報管理をワンストップでサポート
デクロランプラス、UV-328、メトキシクロルの3物質は、2023年のPOPs条約(ストックホルム条約)第11回締約国会議(COP11)において付属書A(廃絶)に追加されました。
これにより、国際的に製造や使用が原則として禁止され、各国で対応が迫られています。
この流れを受け、日本では2024年4月、これら3物質は化学物質の審査および製造等の規制に関する法律(化審法)第一種特定化学物質に指定され、国内での製造・輸入・使用が原則禁止となり、厳格な管理と規制の対象となっています。
当社では製品に含有するこれら3物質の含有量分析をおこなっています。
物質名 | CAS 番号 | 規制理由 | 主な用途 | 用途例 |
---|---|---|---|---|
デクロランプラス | 13560-89-9 135821-03-3 135821-74-8 |
難分解性・残留性、生物蓄積性、毒性 | 難燃剤(塩素系) | 電気・電子部品、ケーブル被覆、建材 |
UV-328 | 25973-55-1 | 難分解性・残留性、生物蓄積性、有害性 | 紫外線吸収剤 | プラスチック、塗料、自動車部品 |
メトキシクロル | 72-43-5 他 | 難分解性、生物蓄積性、生態毒性 | 殺虫剤 | 穀物、果樹、野菜への農薬噴霧 |
この他にも、短鎖型塩素化パラフィン(SCCPs)や、PFOA・PFOS・PFHxSといったPFAS類等、化審法 第一種特定化学物質の分析を行っておりますのでお問い合わせください。
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