コンデンサ、抵抗器、コイル等の受動部品も電子回路を構成する上で重要な構成部品です。
近年、半導体デバイスのテクノロジーは飛躍的な進歩を遂げ、電子回路の高速化、ローパワー化が進み、受動部品に対しても厳しい性能が要求されております。OKIエンジニアリングでは、創立当初から受動部品に対する評価、信頼性試験、スクリーニング等も数多く手がけており、以下のようなサービスを提供しております。
受動部品を安全に使用するためにスクリーニングで信頼性を確保できます。
受動部品のスクリーニングフロー例
部品 | スクリーニング内容 |
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コンデンサ | 静電容量,誘電正接,Qファクター,絶縁抵抗,漏れ電流,ESR等 |
抵抗器 | 抵抗値等 |
コイル | インダクタンス・Qファクター・SRF・直流抵抗・インピーダンス等 |
項目 | 測定項目 |
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特性値による部品のランク分け | コンデンサ(1000pF,±5%)の場合 静電容量 Aランク:~989pF,Bランク:990~1010pF,Cランク:1011pF~ の3ランクスクリーニング |
特定の温度下(高温/低温)でのスクリーニング | -55℃および125℃での静電容量,誘電正接測定スクリーニング 125℃での絶縁抵抗測定スクリーニング |
その他、ご指定の条件でのスクリーニング | 窒素パージ高温試験によるご指定条件でのスクリーニングなど |