chemSHERPA対応の自動車業界向け化学物質調査:データの入手や信憑性の確認などの煩雑な作業が業務課題となる可能性があり、専門家のサポートが求められています
各国および地域で環境法規制が強化される中、化学物質情報は川上から川下のメーカーに伝達する必要があります。電気電子業界はchemSHERPAフォーマットの方式を、自動車業界は成分表をIMDS(※1)に登録する方式をとっていました。2024年9月19日にJAMP(※2)からリリースされたchemSHERPAバージョンV2R1は、自動車業界にも対応しており、今後、共通のフォーマットとして普及していくことが予想されます。
しかし、chemSHERPAを使用したことのない車載機器の製造に関わる材料や部品メーカーにとっては、chemSHERPAに固有な操作方法に戸惑う多様なサプライヤーからのデータの入手や信憑性の確認などの煩雑な作業が業務課題となる可能性があり、専門家のサポートが求められています。
chemSHERPAバージョンV2R1 成分情報イメージ
chemSHERPAバージョンV2R1の利用にあたり各メーカーは以下のような課題があります。
課題 | 提供サービス | ||
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① | セットメーカー | 川上メーカーに問い合わせてもデータが入手できなかったり、 入手できても時間がかかってしまう。 さらに、入手したデータの信憑性にも不安を抱えている。 |
調査代行 |
② | セットメーカー | 各種部品、材料のデータを複合化し、 製品のデータをバージョンV2R1のフォーマットにまとめるのが難しい。 |
製品複合化 |
③ | 材料、部品、 加工メーカー |
既存の成分表をバージョンV2R1に変換するのが難しい。 | データ変換 |
サービスの特長
chemSHERPA調査~製品複合化ワンストップ
各種フォーマットをchemSHERPAバージョンV2R1に変換