空気環境分析: 現地での空気を適切な方法で採取し、分析する事で原因を突き止め、適切な解決方法をご提案
製品の不具合、トラブルは、製造している場所の空気環境や半導体装置、建材、容器、接着剤、原料等からのアウトガスに依存される事があります。OKIエンジニアリングでは、現地での空気を適切な方法で採取し、分析する事で原因を突き止め、適切な解決方法をご提案いたします。
捕集採取例
昨今、LEDのAgパターンの硫化で光量や色調の変化が問題となっています。その原因のひとつとして製造環境や使用環境の硫黄系ガス雰囲気があげられます。代表的な硫黄系ガスは二酸化硫黄(SO2)と硫化水素(H2S)で、ppbオーダーで硫化する可能性があります。LED硫化原因確認の一つとして、硫黄系ガスの空気環境測定をいたします。
硫化水素は、臭気が強くppbオーダーの濃度でも、人間の鼻で感知できるので、嗅覚で、ある程度濃度の適・不適を把握できます。しかし、二酸化硫黄はppbオーダー濃度の人間の鼻での感知は難しいです。OKIエンジニアリングでは、空気を液体捕集しイオンクロマトグラフ分析装置で定量し、二酸化硫黄濃度を算出するサービスをご提供しています。
クロマトグラム