2023年5月12日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 2023.5月号 ◆━
こんにちは。 OEGニュースメール5月号をお届けいたします。お客様にとって
お役に立つ専門的な技術解説、新サービス情報、キャンペーン、イベント情報
などをお届けするメールマガジンです。
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 2023.5.12 発信 ◆━
◆◆◆◆ 沖エンジニアリング株式会社
◆◆◆ OEGニュースメール
◆◆ https://www.oeg.co.jp
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◆目次
1. プレスリリース
◇ 電子機器・部品向け「再生プラスチック製品の成分分析」サービス開始
~再生プラスチック使用による製品の不具合要因を事前に解析~
2. サービス情報
◇ 部品選定時の良品解析の活用
◇ 米国TSCA規制追加禁止5物質の含有量調査・分析サービス
~難分解性、生体蓄積性および毒性を有する化学物質(PBT物質)に対応~
◇ お客様のBCP対策をサポートする「製造中止(EOL)情報調査サービス」
~流通在庫品を使用するお客様へ部品の製造中止情報調査もサポートいたします~
3. 展示会、セミナー情報
◇【受付中】人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMAに出展
[会期:2023年5月24日[水]~26日[金] パシフィコ横浜]
◇【受付中】電子デバイス・機器製造業の品質・開発担当者必見!
製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー
[開催日:6月23日[金]、7月28日[金] オンライン]
4. 資料ダウンロード、SNSのご案内
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1. プレスリリース
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OKIエンジニアリング(以下、OEG)は、電子機器・部品向け「再生プラスチッ
ク製品の成分分析」サービスを開始いたしました。製品に使用された再生プラス
チックや使用予定の再生プラスチックについて、成分比率の測定、不純物や劣化
の評価を実施いたします。再生プラスチック利用による、製品と周辺機器に対す
る影響や不具合要因を事前に解析し、製品の品質管理をサポートいたします。
海外では、新品のプラスチックよりもCO2排出を抑制することができる再生プラ
スチックの利用が広がっています。日本でも2022年に「プラスチック資源促進法」
が施行され、再生プラスチック利用を意識した設計・製造が重要となってきまし
た。しかし、使用済み製品から回収したプラスチックの成分表示がなく組成がわ
からないことや、成分表示があっても劣化や異物の混入による変質がショート故
障などの不具合要因となる恐れがあることが、電子機器・部品への再生プラスチ
ック利用の障壁になっていました。
再生プラスチック製品の成分分析サービスは、「成分比率分析」「ハロゲン含
有量分析」「不純物含有量分析」「正常品と不良品の比較解析」の4つのメニュー
で構成し、ポリスチレンやポリエチレンなど主要な12種類の成分比率の測定、燃
焼時にダイオキシンの原因となるハロゲン物質の有無、金属など不純物の有無、
正常品との比較や劣化の評価を実施いたします。評価にあたっては、主として
加熱や燃焼で試料を気化させたり分解ガスを発生させたりして、質量分析計で詳
細に成分を見ていく方法を用います。成分比率の測定は0.5ミリグラムの少量で
も分析が可能であるため、小型電子部品にも対応でき、RoHSで使用が制限されて
いる臭素系難燃剤の含有も判定いたします。これらの分析結果を再生プラスチッ
ク製品に採用する際の判断材料とすることで、お客様の最終製品の品質を確保す
ることが可能です。
→ プレスリリースの詳細はこちら
https://www.oki.com/jp/press/2023/04/z23005.html
→ 「再生プラスチック製品の成分分析」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/env_meas/replastic.html
→ 「再生プラスチック製品の成分分析」に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k038
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2. サービス情報
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◇ 部品選定時の良品解析の活用
電子部品を新規採用や変更する際は、主にデータシートの確認や、少量のサン
プルでの電気特性の確認を行います。しかし、電子部品の品質確認という観点
では、信頼性試験や構造確認など多岐にわたる評価が求められます。また、市場
流通品を使用する際には、真贋判定や保存状態確認も重要な確認項目となります。
OEGでは、それらの評価の一つとして、部品の状態や欠陥の観察から、将来、
故障に至る危険性を推定する良品解析サービスを提供しております。本サービス
は、従来、IC/LSIといった高信頼性部品向けに特化した「LSIプロセス診断」を
提供してきましたが、パワーデバイス、ディスクリート部品、コネクタ、LED、
基板、太陽電池などの部品選定にも適用したいといったお客様のご要望がありま
した。それに応えるため、お客様の目的や変更点ごとに良品解析の実施項目、
電気特性、信頼性試験、開示情報確認まで含めた事前確認項目を事前にリストア
ップし、チェックリスト形式で評価計画を策定するサービスを開始いたしました。
このサービスは、必要最小限の評価項目で評価漏れや、将来発生する可能性の
あるリスクへの対応を可能とし、さらに実施した評価項目の選定理由も含めて
お客様にご提供が可能です。ぜひお問い合わせください。
→ 部品の状態や欠陥の観察から、将来故障に至る危険性を推定する良品解析の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/analysis/ryouhin_kaiseki.html
→ 良品解析カスタマイズ別料金表のダウンロードはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k129
→ 良品解析に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k120
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◇ 米国TSCA規制追加禁止5物質の含有量調査・分析サービス
~難分解性、生体蓄積性および毒性を有する化学物質(PBT物質)に対応~
TSCAは、有害な化学物質による人の健康または環境への影響の不当なリスクを
防止することを目的として1976年に制定された法律で、米国で商業用に製造・加工
または輸入される「化学物質、混合物または、化学物質、混合物を含有する物品」
を規制しています。
OEGは、製品・成型品を対象に米国有害物質規制法(TSCA)への対応をサポート
する「米国TSCA規制追加禁止5物質の含有量調査・分析サービス」を提供しており
ます。お客様が製品に組み込む部品・材料に含有された米国TSCA規制の追加禁止
5物質について、含有量をお客様に代わって部品メーカーに確認いたします。
お客様から提供されたフォーマット、もしくはケムシェルパフォーマット形式で
回答する「含有量調査サービス」と、製造中止の部品や海外メーカー部品など、
部品メーカーから回答が得られない場合にOEGで含有量を分析する「含有量分析
サービス」をワンストップで提供しております。
→ 「米国TSCA規制追加禁止5物質の含有量分析」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/env_meas/TSCA.html
→ 「米国TSCA規制追加禁止5物質の含有量調査」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/ele-part/tsca.html
→ 「米国TSCA規制追加禁止5物質の含有量調査・分析サービス」に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k038
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◇ お客様のBCP対策をサポートする「製造中止(EOL)情報調査サービス」
~流通在庫品を使用するお客様へ部品の製造中止情報調査もサポートいたします~
最近の半導体や材料不足による部品の供給難、納品リードタイムの長期化によ
り、ネット通販などの流通在庫品の購入が増加しています。正規ルートではない
流通在庫品を購入することにより、本来メーカーからアナウンスされる部品の製
造中止情報が得られず、知らないうちに製造中止になるケースが増えています。
部品が製造中止になると購入できなくなるだけではなく、技術サポートも終了
するため、RoHS指令・REACH規則などの環境情報も入手できなくなり、年々要求
が増加するエンドユーザーからの含有物質情報要求にも対応できなくなるリスク
があります。
機器を製造するセットメーカーは、自社製品を安定して市場供給するCopy Exactly(※1)の
BCP対策(※2)を図るうえで、部品の製造中止情報を常に把握する必要があります。
OEGでは、購入部品の生産状況や製造中止予定を調査する製造中止(EOL)情報
調査サービスで、お客様のBCP対策を支援いたします。メーカーヒアリングや
メーカーHP検索、当社独自データベース検索により、正規ルートではない流通
在庫品をご使用のお客様も支援いたします。
5月24日~26日にパシフィコ横浜で開催される『人とくるまのテクノロジー展』
では、当社ブースで”製造中止調査の必要性”についてセミナーを開催させて
いただきます。是非ともご来場のほど、よろしくお願いいたします。
(※1)Copy Exactly:同じものを同じ工程、同じ仕様で製造し納品すること。
(※2)BCP:Business Continuity Planとは、不測の事態に備え業務を中断させないよう防止策/解決策をあらかじめ計画しておくこと。
→ 「製造中止(EOL)情報調査」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/ele-part/elestop.html
→ 「製造中止(EOL)情報調査サービスの報告書」のサンプルはこちら
https://www.oeg.co.jp/ele-part/pdf/ele4.pdf
→ 「電子部品の技術・環境情報調査」のお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k121
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3. 展示会、セミナー情報
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◇【受付中】人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMAに出展
[開催日:2023年5月24日[水]~26日[金]パシフィコ横浜
OEGは、5月24日~26日にパシフィコ横浜で開催される『人とくるまのテクノロ
ジー展 2023 YOKOHAMA』に出展いたします。本展は、将来の車社会を展望する技
術展で約450社が出展します。最新の技術情報収集のためにもぜひご来場いただき
OEGブースにお立ち寄りください。
◆展示会概要
会 期:2023年5月24日[水]~26日[金] 10時~18時(最終日は17時まで)
小間番号:387
→ 詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/Exhibition/guide101.html
◆ブース内セミナーのご案内(無料)
ブース内にて、当社の専門技術者がカーエレクトロニクス分野の信頼性課題と
対策について解説いたします。会場で優先的に座席を確保させていただくほか、
オンラインでセミナーを視聴いただけるURLをご案内いたします。
ぜひお申し込みください。
→ 聴講予約はこちら(着席いただけるよう用意します)
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k099
【セミナープログラム】
◇ カーエレクトロニクスの品質・信頼性を確保するための故障解析
◇ 電子部品の製造中止調査の必要性
◇ SSDやeMMCメモリ半導体の比較評価の必要性
◇ 半導体・電子部品の流通在庫品の真贋判定
◇ 車載コネクターの評価
◇ ウィスカ試験規格と試験後のウィスカ観察評価例
◇ 車載機器に影響を及ぼすアウトガス分析(低分子シロキサン)
◇ 車載EMC規格の動向
◇ 焼損事故予防のためのリチウムイオン電池の良品解析
◇ IATF16949規格における計測器校正の重要性
▼本展の入場には、来場登録が必要です。詳しくはこちら[公式サイト]▼
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/
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◇【受付中】電子デバイス・機器製造業の品質・開発担当者必見!
製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー
電子機器に使用される実装デバイスの信頼性試験と評価・解析方法を解説
OEG主催「製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー」をオンライン
(Zoom)で開催いたします。製品品質向上のための信頼性試験として、電子機器に
使用される実装デバイスの信頼性試験と評価・解析方法を解説いたします。
新規部品の信頼性試験や解析のニーズの高まりから、本セミナーはご好評を
いただいております。産業工作、電子部品・半導体、自動車・車載、医療機器等
の研究・開発・設計・製造に携わる方々のご参加を心よりお待ちしております。
日 時:2023年6月23日[金] 9時55分~17時15分 または
2023年7月28日[金] 9時55分~17時15分
参 加 費:33,000円/1名(税込み、事前送付テキスト付)
定 員:50名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
→ セミナーの詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/Exhibition/guide102.html
→ セミナーのお申込みはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k119
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4. 資料ダウンロード、SNSのご案内
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◇ OEGの市場分野別カタログ ダウンロードはこちらから
https://www.oeg.co.jp/download/index.html
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◇ OKIのFacebookはこちら
https://www.facebook.com/oki.japan/
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★ 本メールの制作、配信、およびお問い合わせ先はこちら ★
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→ WEBからのお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k043
→ OEGニュースメールのバックナンバー(一部抜粋)はこちら
https://www.oeg.co.jp/company/oeg_backnumber.html
→ 配信停止の手続きはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k122
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※本メールマガジンに直接返信いただきましても、ご対応いたしかねますので
何卒ご了承ください。
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※このメールマガジンは等幅フォントで作成しております。
※このメールは当社とお取引のある方、当社営業担当者が名刺交換をさせていた
だいた方および展示会、セミナーなどでアンケートにご回答いただいた方へお送
りしております。
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