2021年11月8日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2021.11月号 ◆━
こんにちは。
OEGニュースメール11月号をお届けいたします。
お客様にとってお役に立つ専門的な技術解説、新サービス情報、キャンペーン、イベント情報
などをお届けするメールマガジンです。
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2021.11.8 発信 ◆━
◆◆◆◆ 沖エンジニアリング株式会社
◆◆◆ OEGニュースメール
◆◆ https://www.oeg.co.jp
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◆目次
1. プレスリリース
◇ 国内受託試験所初、「プレスフィット端子部品の実装基板評価サービス」開始
~はんだ接続からプレスフィット端子部品接続への切り替えにより製造現場の脱炭素化を支援~
◇ 受託試験サービスごとのCO2排出量を開示
~群馬カーエレクトロニクステストラボでの環境試験サービスから開始~
2. サービス情報
◇ 太陽光パネル、太陽電池セルの良品構造解析
◇ リチウムイオン電池の焼損事故解析サービス
~特定困難な事故原因を解析、製品事故時の迅速な調査・対策をサポート~
◇ RoHS指令の整合規格により現在のEN 50581:2012からEN IEC63000:2018へ新しく変わります!
◇ 医療機器分野のEMC試験
~IEC 60601-1-2 4.1版に対応 ~
◇ 計測器を校正する必要性とは何か
3. 展示会、セミナー情報
◇【締切間近】電子デバイス・機器製造業の品質・開発担当者必見!
[開催日:11月19日(金)オンライン]
製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー
電子機器に使用される実装デバイスの信頼性試験と評価・解析方法を解説
▼お申し込みはこちら▼
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k119
4. 資料ダウンロード
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1. プレスリリース
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◇ 国内受託試験所初、「プレスフィット端子部品の実装基板評価サービス」開始
~はんだ接続からプレスフィット端子部品接続への切り替えにより製造現場の脱炭素化を支援~
OKIエンジニアリング(以下、OEG)では、国内の受託試験所として初となる「プレスフィット端子部品の実装基板評価サービス」を開始しました。
従来のはんだ接続と比べCO2排出量の削減が可能なプレスフィット端子部品接続の信頼性を評価し、
製造現場の脱炭素化を支援します。
新サービスでは、プレスフィット端子部品と基板の接続部に対し、挿入状態・接触状態などを確認する外観観察・断面観察や、温
度・湿度などの使用環境を模擬した環境試験、基板のクラックや白化といったダ
メージ観察などをワンストップで実施し、接続信頼性を評価します。
さらに、試作・評価用の基板作製やプレスフィット端子の挿入、および挿入治具作製にも対応
し、プレスフィット端子部品接続のさらなる活用や新規導入を希望されるお客様をサポートします。
→ プレスリリースの詳細はこちら
https://www.oki.com/jp/press/2021/11/z21069.html
→ 「プレスフィット端子部品の実装基板評価」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/Rel/pressfit.html
→ 「プレスフィット端子部品の実装基板評価」に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k036
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◇ 受託試験サービスごとのCO2排出量を開示
~群馬カーエレクトロニクステストラボでの環境試験サービスから開始~
OEGは環境試験サービスにおいて、受託した各試験によって発生するCO2排出量の
お客様への開示を開始します。
CO2排出量の開示は、OEGの群馬カーエレクトロニクステストラボ(群馬県伊勢崎市)で行う同サービスについて11月1日より開始し、
順次他の4拠点全ての試験施設へと展開していきます。
OEGは、群馬カーエレクトロニクステストラボを2019年11月に開設し、車載機器・部品を対象に、最先端の試験
装置と高度なスキルをもった専門家による環境試験・評価を行ってきました。
この環境試験で発生する機器・部品ごとのCO2排出量をお客様に開示することで、お客
様は、製品LCA(ライフサイクルアセスメント)の一環として製品1個当たりのCO2
排出量にこの数値を取り入れ、組織単位でのCO2排出量にも反映することが可能となります。
OEGはこの開示を通して、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を把握してカーボンニュートラルへの取組みを強化する企業を支援します。
→ プレスリリースの詳細はこちら
https://www.oki.com/jp/press/2021/10/z21071.html
→ 受託試験サービスごとのCO2排出量を開示に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k043
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2. サービス情報
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◇ 太陽光パネル、太陽電池セルの良品構造解析
CO2削減のひとつとして、化石燃料から環境にやさしい太陽熱、地熱、風力、バイオエネルギーや燃料電池などの次世代エネルギーへと、さらに急速に拡大されると
予想されています。
OEGでは太陽電池の構造をOEG独自の良品構造解析技術「LSIプロセス診断」を応用し、詳細に検査・解析することで製品の品質評価を実施、機種
選定、メーカー選定に有効な信頼性情報を太陽電池の構造解析からご提供いたします。
→ 太陽光パネル、太陽電池セルの良品構造解析はこちら
https://www.oeg.co.jp/analysis/solarbattery.html
→「太陽光パネル、太陽電池セルの良品構造解析」に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k120
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◇ リチウムイオン電池の焼損事故解析サービス
~特定困難な事故原因を解析、製品事故時の迅速な調査・対策をサポート~
リチウムイオン電池の焼損事故解析サービスは、モバイル機器やウェアラブル
端末などに搭載されるリチウムイオン電池の焼損事故時に迅速・確実な原因特定をいたします。
OEGがこれまで実施してきたリチウムイオン電池の非破壊検査の知見をもとに、X線CT検査を実施して焼損品の内部構造を把握した上で、爆発に
配慮した低酸素状態で分解し、事故原因を特定します。
事故製品と同じ環境で使用されていた製品や同じロットの製品に対し、充放電試験器を用いた充放電サイ
クルやスタンバイ状態保持などの耐久性評価、低周波での内部抵抗測定による劣
化状態の調査を行い、事故製品が経年劣化を起こしていたのか、元々不良品だっ
たのかなどを確認することも可能です。
お客様は、これらの解析結果を確実な安全対策にご利用できるとともに、OEGが客観的な解析データを用いて作成する調
査報告書をエンドユーザーやNITEに提出することもできます。
→ 二次電池搭載機器向け信頼性試験・評価ワンストップ受託サービスはこちら
https://www.oeg.co.jp/battery.html
→「リチウムイオン電池の焼損事故解析」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/analysis/Li-ion-burnout.html
→「リチウムイオン電池の焼損事故解析」に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k120
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◇ RoHS指令の整合規格により現在のEN 50581:2012からEN IEC63000:2018へ新しく変わります!
RoHS指令のEN50581は、2021年11月18日にIEC63000へ置き換わります。
IEC63000は、EN50581に基づき、有害物質の制限に関する電気電子機器の評価の為の手順と技術文書を作成することになります。
今回の変更点は、EN50581では参考文献であったIEC62474:2012が引用規格に追加されました。
今後、規制物質の対象がIEC62474のデータベースに示された物質に拡大されていきます。
また、「材料宣言」の内容が明確化され、「材料宣言はIEC 62474:2012 にある4.2.3項
で指定された要件を満たすべき」とされています。
この整合規格の変更による製品への影響は少ないと考えられますが、EU適合宣言書や技術文書の修正が必要となります。
その中で、chemSHERPA(ケムシャルパ)書式は、IEC62474に準拠した書式のため、規制物質の拡大等を見据えた情報収集としてchemSHERPAを利用することは効率的です。
OEGでは、含有化学物質の情報伝達スキームであるchemSHERPA書式を使用し、お客様のご購入先(代理店/メーカー)へOEGが代行調査を行い、
chemSHERPAデータを代理収集する「chemSHERPA調査サービス」を実施しております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
→「chemSHERPA調査」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/ele-part/research.html
→「chemSHERPA調査」に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k121
→ 環境調査オンライン相談会の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/Exhibition/guide81.html
→ オンライン相談会のお申し込みはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k183
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◇ 医療機器分野のEMC試験
~IEC 60601-1-2 4.1版に対応 ~
2020年9月、医療機器のEMC国際規格「IEC 60601-1-2」が4.1版にアップデー
トされ、さらに、欧州規格(EN) でも4.1版に対応する規格が発行されました。
4.1版ではIEC 61000-4-39「近傍磁界に対するイミュニティ試験」が新たに追加され
ています。
近傍磁界に対するイミュニティ試験は、RFIDやIHなどから放射される磁界を模擬したノイズを、磁界に対して敏感な回路や素子を持つMRIなどの医療機器に
対して印加する試験です。
OEGでは、IEC 60601-1-2 4.1版の試験に関するお問い合わせを受け付けております。
→ 「医療機器の国際EMC規格 IEC 60601-1-2 4.1版」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/emc/pdf/IEC60601-1-2.pdf
→ 「医療機器の国際EMC規格 IEC 60601-1-2 4.1版」に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k039
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◇ 計測器を校正する必要性とは何か
計測器の校正とは、JIS Z 8103:2000 のJIS計測用語に『計器又は測定系の示す
値、若しくは実量器又は標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の
関係を確定する一連の作業』と記載されています。
校正とは実機の値と標準機の値を比較し、差異(ズレ)を現状把握することで、計器を調整して誤差を修正すること
は含みません。
極端な話、計測器の値(発生値、測定値)のズレを気にしないのであれば校正は不要となります。
しかし、製造の現場で、「計器表示上100Vの印加が、実際は、120V印加しており、表示上の数値がいつからずれていたのか分からない」
となると、製品の出荷停止ということにもなりかねません。
このようなトラブルを防ぐ為にも、定期的に校正を行うことでズレの変化を把握し、計測器の状態を記録することが重要です。
OEGでは、多数の標準器を所有し引取(預かり)校正サービスを実施しております。
さらに、計測器の一括受託(アウトソーシング)や出張校正・特急対応など充実したサービスを提供すると共に、短納期、低価格の実現によ
りお客様のご要望に柔軟に対応しております。
1台からのお問い合わせ、ご依頼も大歓迎です。
→ 「出張校正・特急対応」の詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/keisoku/trip.html
→ 「計測器校正のトレーサビリティチャート(全体図)」ダウンロードはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k189
→ 「計測器の校正」に関するお問い合わせはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k040
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3. 展示会、セミナー情報
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◇【締切間近】電子デバイス・機器製造業の品質・開発担当者必見!
[開催日:11月19日(金)オンライン]
製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー
電子機器に使用される実装デバイスの信頼性試験と評価・解析方法を解説
当社主催「製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー」をオンライン(Zoom)で開催いたします。
製品品質向上のための信頼性試験として、電子機器に使用される実装デバイスの信頼性試験と評価・解析方法を解説します。
前半は電装機器に搭載の車載デバイスIC向けの「AEC-Q100」と規格事例によるESD試験、さらに電子部品単体の健全性評価(良品解析)をご紹介します。
後半は、はんだ接合部の寿命予測、不具合が発生した実装基板状態の非破壊解析事例、樹脂材料の劣化度合および劣化原因解析について紹介していきます。
産業工作、電子部品・半導体、自動車・車載、医療機器等の研究・開発・設計・製造に携わる方々のご参加を心よりお待ちしております。
日 時:2021年11月19日[金] 13時00分~17時40分
参 加 費:22,000円/1名(税込み、テキスト付)
定 員:50名
(定員になり次第、締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください)
→ セミナーの詳細はこちら
https://www.oeg.co.jp/Exhibition/guide90.html
→ セミナーのお申し込みはこちら
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k119
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4. 資料ダウンロード
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OKIエンジニアリングの市場分野別カタログをご紹介いたします。
https://www.oeg.co.jp/download/index.html
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何卒ご了承ください。
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