※旧:システム評価事業部 現:信頼性ソリューション事業部
製品の信頼性評価試験がいろいろある中、今日これから行うのは照明機器の光学測定です。お客様から持ち込まれた製品の、全光束、配光性、分光分布などを測定して、照明機器の配光の特性、光の強さなどの性能を評価する業務です。
学生時代は、表面吸着の分野で評価に携わってきました。就活では、メーカーではないけど「評価」というスタンスで製造のお手伝いができたらいいなと考えたんです。分野は違っても試行錯誤しながら測定するという点に、共通性と面白さを感じました。
計測技術、たとえば試料の持ち方や取り付け方などは繊細さが求められるので、記録が大事。お客様立ち会いの測定が結構あって、結果をお伝えするのも業務のひとつ。こうした記録、報告は学生時代の経験が生きていると思います。上司の知識が広くて深いので、学ぶことが多い会社だと思います。
学生時代の研究がそのまま活かせる場に出会えるとは限りません。大事なのは研究への取り組み方。課題の持ち方、スケジュール感、発表の時に何を伝えるかなどの「姿勢」をアピールしていけばうまくいくと思います。