熱衝撃試験
熱衝撃試験は、電子部品や装置が周囲温度の変化にどのくらいの耐性があるか を確認する環境試験のひとつです。高温と低温の温度差を繰り返し与えること により、温度変化に対する耐性を短時間で評価します。熱膨張係数の異なる材料が接合されている部分に温度変化を与えると、膨張・収縮の際、膨張率の違いから応力がかかり、クラック(ひび)や破壊が生じます。 熱衝撃試験はこの温度変化を繰り返すことにより、室内⇔屋外の移動など急激な温度差にさらされる製品の評価をします。
気槽熱衝撃試験
気槽式熱衝撃試験は空気を媒体とする熱衝撃試験です。 テストエリアに高温空気と低温空気を交互に送り込んで 熱衝撃を与えます。
- 試験規格:
- 試験規格:JIS C 0025, MIL-STD883, MIL-STD-202 等
湿度冷熱衝撃試験(結露サイクル試験)
高温さらし時に湿度を制御し、高温・高湿雰囲気の繰り返し環境下で生じる結露の影響を評価します。
- ~新発想のハイブリッド型試験装置~
- 冷熱衝撃装置上部の高温器を、湿度制御も可能な高温恒湿器に変更することで、結露サイクル試験を可能にしました。通常の結露サイクル試験はもとより、より厳しい温度条件で試験を行うことが可能です。高温さらし時に湿度を制御し、高温・高湿雰囲気の繰り 返し環境下で生じる結露の影響を評価します。

湿度冷熱衝撃装置(2008年7月新サービス)
- 【試験機の特徴】
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- 低温さらし最低温度-70℃、高温さらし最高温度+150℃です。
- 優れた湿度分布で試料に均一な結露を発生。テストエリア壁面の温度をコントロールすることで天井からの水滴落下を防止。
- 結露時間や結露分布を制御するため、高温恒湿器に風速可変装置を装備。
- 高温恒湿器側にデフロスト機能を装備。霜取りのために試験を中断する必要がありません。
液槽熱衝撃試験
液体を媒体とした熱衝撃試験です。高温と低温の液体に交互に浸漬し、熱衝撃を与えます。はじめから目的温度に至っている液体に漬けるので、テストエリアの空気を調整する気槽に比べて急激な温度変 化を与えられます。
- 試験規格:
- 試験規格:JIS C 0025, MIL-STD883, MIL-STD-202 等

液槽式熱衝撃試験機
- 【試験機の特徴】
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- 冷媒にはガルデンを使用
低温(-65℃)で凍らず、高温(150度)で沸騰しない電気的に絶縁性のある液体です。 - 高温と低温の移動は10秒以内
気槽に比べて急激な温度変化を与えられるため短時間で結果を得たい時に有効です。
- 冷媒にはガルデンを使用
- 【試料カゴ】
- 車載用のEUCなどのユニットも試験が可能な大型試料カゴ
設備一覧
| 試験名 | 型名 | 製造者 | 主な仕様 | サイト |
|---|---|---|---|---|
| 気槽熱衝撃試験 湿度冷熱衝撃試験 (結露サイクル試験) |
DCTH | エスペック | 高温さらし温度範囲 1.冷熱サイクル試験時:+70℃から+150℃ 2.結露サイクル試験時:-10℃から+100℃ 温度 :40%RH~95%RH |
本庄 |
| 液槽熱衝撃試験 | TSB | エスペック | 高温槽温度範囲 +60℃~+150℃ 低温槽温度範囲 -65℃~0℃ 試料移動時間 15秒以内 試料カゴサイズ W175×H175×D300[mm] 耐荷重 5Kg |
本庄 |