環境試験
環境試験は、信頼性試験の一つであり、電子デバイス・部品の諸環境に対する耐性を確認しておくことが大切です。設計面、製造面での不具合を見いだす手段として、環境試験は有効な手段です。試験内容としては熱衝撃試験、温度サイクル試験、温湿度サイクル試験、高温・低温保存、蒸気加圧試験、振動・衝撃・落下などの機械的試験が実施可能です。
- 温湿度環境試験
- 機械環境試験
- 屋外環境試験
- 複合試験
熱衝撃試験
熱衝撃試験とは、電子部品や装置が周囲温度の変化にどのくらいの電気的、物理的耐性があるか確認します。高温と低温の温度差を繰り返し与えることにより、温度変化に対する耐性を短時間で評価します。
- 試験規格:
- JIS C 0025 IEC 60068-2-14 MIL-STD-202、883の規定
温度サイクル試験
温度サイクル試験とは、温度の変化又は温度変化の繰り返しが、部品,機器又はその他の製品に与える影響を確認します。
- 試験規格:
- JIS C 0025、IEC 60068-2-14、MIL-STD-202F 試験法 102A、
EIAJ ED-4701/100(試験方法105)、EIAJ ED-4701/300(試験方法307)
温湿度サイクル試験
温湿度サイクル試験とは、試験雰囲気の温度および湿度をサイクルで変化させ、製品又は試験片の性能の変化を調査する試験です。
高温・低温保存
高温・低温保存試験とは、高温環境下、または低温環境下で数時間~数日保存した後に確認を行います。温度や保存時間はJIS規格やキャリアからの要求を参考に決定しています。
蒸気加圧試験
蒸気加圧試験にはHAST(不飽和加圧蒸気試験)と PCT(飽和加圧蒸気試験)があります。
- HAST(不飽和加圧蒸気試験):
- 電子部品の信頼性試験(評価)に採用されたもので、デバイスに温度と湿度ストレス、場合によってはバイアスを同時に加える方法がとられており、並列複合試験の代表的な試験方法です。
- PCT(飽和加圧蒸気試験):
- 飽和水蒸気での高温試験で、HAST以上に厳しい試験条件設定が可能です。
環境試験の設備一覧
OKIエンジニアリングの環境試験の設備一覧です。さまざまな各種環境試験に対応してます。

環境試験室
蒸気加圧試験