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製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー:部品選定時の信頼性試験と評価・解析方法を解説

製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー[オンライン]部品選定時の信頼性試験と評価・解析方法を解説

本セミナーは、Zoomでご参加いただくオンラインセミナーです。
お申し込みに際しては、ご注意事項をご確認いただきますようお願い申し上げます。

近年、電子機器の用途は情報通信、家電分野はもとより自動車、医療機器関連に広まり、さらに利便性向上のカギとして流通関連、農業分野などにも用いられるなど応用範囲はますます拡大しています。電子機器の小型化、薄型化、軽量化、高機能化に伴い、高密度実装は欠かせない技術となっています。高信頼性が要求される分野では市場故障の低減のための解析とそのフィードバックが不可欠となります。その一方で、エレクトロニクス業界では大手メーカーが設計・製造を外部委託や流通業者がメーカーの役割を担うケースも増えるなど、製造形態(サプライチェーン)が多様化、事業環境が大きく変動し、それに伴い様々な課題もあがってきています。
OKIエンジニアリングでは電子機器の信頼性評価サービスを製品の製造の流れである、部品選定から市場での不具合解析まで、幅広く提供しており、さらにそれらが個々のサービスにとどまることなく、総合力を活かしてお客様の課題解決に貢献したいと考えています。
本セミナーでは、電子機器品質向上のための信頼性試験として、前半は電子部品のスクリーニング・特性選別、さらに電子部品のESD(静電気破壊)の動向と事例をご紹介します。後半は、リチウムイオン電池搭載製品の焼損事故調査、はんだ接合部の寿命予測と電子部品のSnめっきのウィスカ評価、不具合が発生した実装基板状態の非破壊解析事例と、機器に影響を及ぼす低分子シロキサンの解析手法について紹介していきます。
信頼性試験・解析のニーズ高まりから、本セミナーはご好評をいただいております。産業工作機器、電子部品・半導体、自動車・車載、医療機器等の研究・開発・設計・製造に携わる方々のご参加を心よりお待ちしております。

主催
OKIエンジニアリング
日時
受付中 2024年6月21日(金)9時55分~17時15分
受付中 2024年7月19日(金)9時55分~17時15分
※6月21日または7月19日、いずれかの日付を選択してお申し込みください。
プログラム
参加費
33,000円/1名(税込み)
定員
50名
※定員になり次第、締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。
※当社同業の企業様からのお申し込みはご遠慮いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
セミナー形式
Zoomによるオンライン開催
お申し込み

セミナープログラム

タイム
スケジュール
内容
9時30分~
9時55分
Zoom入室受付
9時55分~
10時00分
Zoom操作方法についてのご案内・ご注意事項など
10時00分~
10時50分
半導体・電子部品のスクリーニング、特性選別と真贋判定
 ~スクリーニング概要および流通在庫品(※1)に対する評価事例~


電子機器・電子部品において、信頼性確保のために必須となるのが信頼性試験です。市場での初期不良を低減する目的である「スクリーニング」や「特性選別」に関して宇宙防衛の規格から民生部品の現状を解説します。近年、半導体・電子部品不足による需給ひっ迫や従来製品の製造中止を受けて、半導体・電子部品が入手困難になっており、流通在庫品を利用するケースが見られます。しかし、半導体の流通在庫品の中には、保管状態の良くない製品や規格外の不良品、模倣品が紛れていることがあり、製品組み込み後の動作不良発生の原因となることがあります。この場合に用いる真贋判定の事例(模倣品確認事例)を紹介します。
10時50分~
10時55分
休憩
10時55分~
11時45分
ESD試験の近年の動向と破壊現象
 ~ESD(※2)・EOS(※3)破壊事例の紹介~


微細化技術の進歩に伴い電子部品は静電気サージに対し、益々脆弱な特性になってきており、静電気耐性を確認するESD(Electro-Static Discharge)試験の重要性が増しています。今回は部品レベルからシステムレベルまでの各種ESD試験、ラッチアップ試験について試験方法や試験条件、放電電流波形などを規格の動向を交えて説明します。またESDやEOSによる破壊モードの違いを理解するために破壊事例も合わせて紹介します。
11時45分~
11時55分
ご質問・ご相談
11時55分~
13時00分
休憩
13時00分~
13時50分
安全性を確保するためのリチウムイオン電池の解析

近年、ウエアラブル機器(スマートウオッチなど)の普及に伴い、電池および内部制御回路を中心とした故障事例が増加しています。これらの故障は、焼損を伴う事例であることが多く、その故障要因の解析の要望も高まっているのが現状であります。また、搭載しているリチウムイオン電池の解析を行うことで、劣化しにくい電池構造の選定や、過負荷での電池挙動の確認(発煙・発火の有無等)などを事例と共に紹介し、当社が提供するリチウムイオン電池のメニューを説明します。
13時50分~
14時00分
休憩
14時00分~
14時50分
はんだ接合部の寿命予測と電子部品のSnめっきのウィスカ評価
 ~Pbフリーはんだの評価と実装部品のウィスカ評価~


現在、電子部品と基板の接続は主にPbフリーのはんだが使用されていますが、はんだ接続部の故障原因は約70%が熱疲労による破壊といわれていることから、熱疲労による寿命予測(コフィン・マンソン則)によるはんだ接合部の劣化評価方法を解説します。また、実装する電子部品のめっきは、Snめっきが主流になったことからウィスカの発生の懸念があるため、このウィスカの試験規格例、判定の基準例等について紹介します。
14時50分~
15時05分
休憩
15時05分~
15時55分
製品事故を繰り返さないための故障解析
 ~非破壊解析装置を組み合わせた解析事例~


故障解析では、故障の要因を失わないために、慎重に解析することが要求されます。そのため、物理解析を実施する前に、非破壊で故障部位の絞込みと故障要因の特定を行うことが非常に重要で、高い解析技術が要求されます。本セミナーでは、非破壊による故障部位の特定を踏まえた効率的な故障解析方法について事例を踏まえて解説します。
15時55分~
16時05分
休憩
16時05分~
16時55分
機器に影響を及ぼす低分子シロキサンの解析手法

シリコーン製品は、高い耐熱性や低い熱伝導の材料であることから、あらゆる分野で使用されています。しかし、パッケージの小型・軽量化などに加え、未検証の不適切な材料採用などが要因となり、シリコーン製品に含まれる低分子シロキサンが電子部品などに及ぼす接点障害は未だに報告されており、各社、電子部品材料の使用には検証が行われています。本セミナーでは、低分子シロキサンが電子部品などに及ぼす接点障害の発生メカニズムから、検証方法、障害対策の検証で行われるシロキサン暴露試験の方法、データの検証方法について事例を交えて紹介します。
16時55分~
17時15分
ご質問・ご相談
  • ※1:流通在庫品とは、メーカー/正規代理店以外の仕入先より調達する、メーカー保証対象外の電子部品のこと。
  • ※2:Electro-Static Discharge(静電気放電)
  • ※3:Electrical Over Stress(電気的オーバーストレス)

演題、講演時間等につきましては予告無く変更することがございます。また、終了時間が延長になる場合もございます。あらかじめご了承ください。

ご注意事項

  • お申し込み・キャンセルについて
    • 入力フォームでのお申し込みは、1回につき1名様とさせていただきます。複数名でご参加いただく場合は、人数分のお申し込みをお願いいたします。
    • お申し込み後、請求書を発行いたしますので、セミナー前日までに当社指定口座にお振込みください。お振込みが間に合わない場合は、事務局にご相談ください。
    • セミナー開催1週間前の正午までにキャンセル連絡をいただいた場合は、受講料を返金いたします。それ以降のキャンセルについては、受講料のご返金はいたしません。
  • 事前確認について
    • 本セミナーの受講に際しては、ご自身の端末にZoomアプリインストールをお願いしております。
    • オンライン受講マニュアル(Zoom接続情報等)は、お申し込みの方に別途ご連絡いたします。
    • セミナー開催1週間前を目安に、セミナーPDF資料をメールにてご連絡いたします。
  • セミナー当日について
    • プログラム進行の都合上、ご希望の方全員のご質問・ご相談を承れない場合がございます。その場合、後日回答とさせていただきますことをご承知おきください。
    • 代理の方が出席される場合は、その旨ご連絡いただきますようお願いいたします。ご連絡なく、お申し込み以外の方が参加した場合、別途参加費を請求させていただく場合がございます。
    • 本セミナーでは、写真撮影、録音、録画を禁止いたします。また、複数人での聴講は、お断りさせていただいております。

よくあるご質問

受講料の振込みが間に合わない場合は、どうすればいいですか?

セミナーお申し込みフォームの「ご相談・ご質問」欄でお知らせください。可能な範囲で対応させていただきます。

受講料の領収証は発行できますか?

領収証は発行可能です。ご入金確認から領収証発行まで3営業日程度、お時間を頂戴しております。

PC以外のスマートフォンやタブレットでも参加できますか?また、カメラ・マイクは必要ですか?

スマートフォンやタブレットでの参加も可能です。カメラ・マイクは必須ではございません。Zoomのチャット機能を用いて、ご質問・ご相談いただくことも可能です。

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