化学分析(RoHS・REACH・環境)

再生プラスチック製品の成分分析: 再生プラスチック利用促進の技術支援のための再生プラスチック成分分析を提供し、再生プラスチックを採用した電子機器・部品の不具合要因を事前に解析

再生プラスチック製品の成分分析

再生プラスチック製品の成分分析の様子
再生プラスチック製品の成分分析の様子

脱炭素社会へ向けて、再生プラスチックのリサイクル利用促進にあたり、再生プラスチックの素材定量や含有している異物・ハロゲン等の検出・除去技術が重要となってきます。
OKIエンジニアリングでは、再生プラスチック利用促進の技術支援のための再生プラスチック成分分析を提供し、再生プラスチックを採用した電子機器・部品の不具合要因を事前に解析します。


再生プラスチックの成分比率分析

どのような物質がどの割合で含まれているかを確認するため、廃プラスチック混合材料のうち、生産量が多い主要12種の成分比の測定を実施します。

特長

  • 成分比を測定することで、プラスチックの品質確認、入手した製品の成分表示の確認が可能
  • 測定に使用する量が0.5mg程度のため、電子部品などの小さなものでも対応可能
主要12種
ポリエチレン/ポリプロピレン/ポリスチレン/ABS樹脂/スチレンブタジエンゴム/ポリメタクリル酸メチル/ポリカーボネート/ポリ塩化ビニル/ポリウレタン(MDI系)/ポリエチレンテレフタレート/ナイロン6 /ナイロン66

再生プラスチックのハロゲン含有量分析

ハロゲン含有量分析の熱分解前処理装置
ハロゲン含有量分析の
熱分解前処理装置

燃焼した際にダイオキシンが発生する物質が含まれているかを確認します。燃焼前処理装置にて処理後、イオンクロマトグラフ分析にてハロゲン成分の定量を行います。

特長

  • 溶出すると電子機器部品では不具合の原因になりやすいハロゲン成分と硫黄の含有量を把握することが可能
  • ハロゲン成分は、燃焼した時に有害ガスが発生するため、燃焼しても問題ないかの確認も可能

再生プラスチックの正常品、不良品の比較解析

酸化劣化評価、添加剤の違い等を確認し、正常品、不良品(再生材)の比較解析を実施します。

特長

  • GC-MS分析では、劣化したもので出る特異的な成分の検出が可能
  • 不純物としての添加材の有無等が解析可能
再生プラスチック製品の成分分析に関するお問い合わせ先
WEBからのお問い合わせ:お問い合わせフォームはこちら
電話:03-5920-2356

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