樹脂中の有害物質分析: 材料中の4,4-ジアミノジフェニルメタン含有量測定
4,4-ジアミノジフェニルメタン(別名:4,4’-メチレンジアニリン)は、ポリウレタンの合成原料として使用されており、エポキシ樹脂硬化剤等が用途として挙げられます。有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質および水環境保全に向けた取組のための要調査項目に選定されており、摂取をするとヒト健康への影響が懸念されます。OKIエンジニアリングでは、加熱時の4,4-ジアミノジフェニルメタンの含有量解析とともに、各種条件における検出量の解析が可能です。
4,4-ジアミノジフェニルメタンの含有量分析測定結果チャート
4,4-ジアミノジフェニルメタンのガスクロマトグラフ質量分析装置[GC-MS]の検索結果
ウレタンチューブ劣化解析例
4,4-ジアミノジフェニルメタンは、ポリウレタンの合成ですが、樹脂にした状態の原料樹脂の構造変化を赤外分光分析(FT-IR分析)にて解析可能です。