━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2021.8月号 ◆━ こんにちは。 OEGニュースメール8月号をお届けいたします。お客様にとって お役に立つ専門的な技術解説、新サービス情報、キャンペーン、イベント情報 などをお届けするメールマガジンです。 ◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2021.8.12 発信 ◆━ ◆◆◆◆ 沖エンジニアリング株式会社 ◆◆◆ OEGニュースメール ◆◆ https://www.oeg.co.jp ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1. プレスリリース  ◇ EV用パワー半導体向け「劣化・寿命連続モニタリング試験サービス」開始      〜ワイドギャップパワー半導体にも対応、                   正確な劣化・寿命時間を個体別に検出〜 2. サービス情報  ◇ 不揮発性メモリ(eMMC・SSD)の信頼性評価  ◇ マルチメディア機器の「電気製品安全規格試験・認証取得サービス」             〜CB証明書申請サービス〜  ◇ 自動車向け、飛石試験(チッピング試験・グラベロ試験)開始    〜砕石やナットを塗装品やブレーキチューブに飛ばし当てて評価します〜  ◇ CMRT収集代行から精錬所情報の名寄せ、SSNリストまで                          紛争鉱物調査をサポート  ◇ ISO/IEC17025の計測器校正に必要な「標準室」とは 3. 展示会、セミナー情報 ◇【受付中】マルチメディア機器対応の電気製品安全規格試験・認証取得説明会    『無料オンラインセミナー』マルチメディア機器に携わる方、必見!             ▼お申し込みはこちら▼       4. 資料ダウンロード ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. プレスリリース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◇ EV用パワー半導体向け「劣化・寿命連続モニタリング試験サービス」開始      〜ワイドギャップパワー半導体にも対応、                   正確な劣化・寿命時間を個体別に検出〜  OKIエンジニアリング(以下、OEG)では、電気自動車(EV)用の電源装置など に搭載され、安全性・信頼性確保のために高い精度での寿命予測が求められるパ ワー半導体を対象にした「劣化・寿命連続モニタリング試験サービス」を開始しま した。新サービスは、「高温逆バイアス試験」と、データロガー、試験回路基板、 故障検出装置(リーク電流測定器)を接続した独自開発の「全自動ログシステム」 を組み合わせることにより、個体別に劣化経過と故障発生の常時モニタリングを可 能としました。1,000Vまでの電圧源に対応しており、ワイドギャップパワー半導体 の試験も可能です。OEGが培ってきた長期信頼性試験のノウハウを活用して、適用 温度に耐えられる試験回路基板や、試験対象のパワー半導体の特性にあった故障検 出装置を設計・自作し、複数のパワー半導体のうちの1個が故障しても残りの半導 体の試験に影響を与えない保護回路も付加しました。これにより、所定の時間ごと に試験を中断する必要がなくなり、試験期間全体を18%短縮する効果もあげていま す。 → プレスリリースの詳細はこちら        → 「ワイドギャップ半導体の高温逆バイアス試験」はこちら        → 「ワイドギャップ半導体の高温逆バイアス試験」                   に関するお問い合わせはこちら        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2. サービス情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◇ 不揮発性メモリ(eMMC・SSD)の信頼性評価  不揮発性メモリを使用したストレージデバイスの特徴は、騒音がない、PCの起 動時間が短い、読み書きが速い、衝撃に強い等、多くの利点があり、大容量化、 多品種化により不揮発性メモリが広範な装置で使用され、急速に市場が拡大して います。一方、市場における不揮発性メモリの不具合は、read/write耐性やデー タ保持特性等に起因するものが多く、使用する際には、その信頼性について充分 に評価することが重要です。OEGは、不揮発性メモリであるeMMC、SSD、SDカード 等の信頼性評価をワンストップでご提供いたします。 → eMMC信頼性評価はこちら        → SSD信頼性評価はこちら        → SDメモリーカードの信頼性評価はこちら        OEGはJESD219A規格に準拠したSSD評価環境を構築し試験を実施しております。 その結果、メーカー間での性能の優劣が短時間で判別でき、大幅に試験時間が短 縮される場合があることが確認されました。 詳細な評価事例は下記よりダウンロードいただけます。 → SSD(Solid State Drive)信頼性評価の環境構築と実施事例集    〜JESD219A準拠エンデュランス評価を拡充〜資料ダウンロードはこちら        → 不揮発性メモリの信頼性評価に関するお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ マルチメディア機器の「電気製品安全規格試験・認証取得サービス」             〜CB証明書申請サービス〜  OEG本庄センターでは、CB試験所としてマルチメディア機器の安全規格「IEC62368-1」 の試験・認証取得を代行する「電気製品安全規格試験・認証取得サービス」を 開始しました。OEGは、CB試験所として、お客様が海外販売を予定するマルチメ ディア機器のIEC62368-1規格試験、認証機関への申請、証明書の取得までを代行 します。この証明書は、IEC(国際電気標準会議)に加盟する54ヵ国で相互活用 できるため、これまで各国ごとに実施していた規格試験と証明書の取得が不要に なります。IECの安全規格は従来、IT機器とAV機器で別々に制定されていましたが、 近年はスマートTVやBluetoothスピーカーなど、IT機器とAV機器の二つの機能を持 ち合わせたマルチメディア機器が数多く普及するようになり、新たな規格である 「IEC62368-1」が制定されました。お客様は本サービスの利用により、マルチメ ディア機器をはじめとする製品をIEC加盟の世界各国へ輸出する場合の工程を大幅 に効率化することができます。 → 「CB証明書申請サービス」はこちら        → 「CB証明書申請サービス」に関するお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ 自動車向け、飛石試験(チッピング試験・グラベロ試験)開始    〜砕石やナットを塗装品やブレーキチューブに飛ばし当てて評価します〜  飛石試験とは、走行中の自動車が巻き上げる石などの影響(キズ等)を再現する 試験です。塗装品やブレーキチューブなどに対して実施し、JASO M104(日本自動 車技術会規格)やSAE J400(アメリカ自動車技術会規格)、ISO 20567-1 Test Method B、 LV124(ドイツ自動車メーカー規格)等で試験条件が定められています。飛石試験機 はグラベロメーターとも呼ばれ、試験名は飛石試験の他、チッピング試験や、グラ ベロ試験やグラベロ法などとも呼ばれます。この試験では実際に砕石や玉砂利、ナ ットなどを飛ばして試験対象品に当てて評価します。飛石試験の試料設置エリアは 試験片のほか、ヘッドライトなどの製品をそのまま投入可能です。さらに試料の加 温や冷却など付加条件の追加や試験の前処理も行います。オンラインでの立会試験 やご相談も受け賜わっておりますので、ぜひお問い合わせください。 →「飛石試験(チッピング試験・グラベロ試験)」の詳細はこちら        →「飛石試験(チッピング試験・グラベロ試験)」に関するお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ CMRT収集代行から精錬所情報の名寄せ、SSNリストまで                          紛争鉱物調査をサポート  6月初旬に2021年度版調査票CMRT*1(Rev6.1)がリリースされました。 各企業は「EU規制への対応」「ESGの取組への期待」などの外部環境変化に伴い、 従来実施してきた「紛争鉱物調査」から児童労働や人権保護問題も視野に入れた 「責任ある鉱物調達調査」となり、ますます責任ある取組が重要となってきます。 昨年度より紛争地域および高リスク地域(CAHRAs)を原産地としているかの問いも 追加された新フォーマットでの情報収集が求められています。これまでも複数の CMRTを集約する際の名寄せは重要でしたが、これらの背景により今まで以上に SSNリスト照合や会社情報確認などのデュー・ディリジェンス対応が必要です。 OEGの紛争鉱物調査では 1.CMRT収集の代行 2.収集したCMRTの集計に必要な精錬所情報の名寄せ 3.SSNリストとの照合 4.サプライヤー回答 5.ご要望に応じたチェックや再提出依頼 に対応いたします。また、紛争鉱物調査の事前調査として、お客様の購入先の CMRT回答可否調査も対応し、お客様の紛争鉱物調査をサポートいたします。 無料オンライン相談会も開催しておりますのでぜひご利用ください。 *1:CMRT(Conflict Minerals Reporting Template):紛争鉱物に関する国際ガ   イドラインを制定しているRMI(Responsible Mining Initiative)により提   供された紛争鉱物報告のための調査フォーマット →「電子部品の紛争鉱物調査サービス」はこちら    → 【無料】環境情報調査オンライン相談のお申し込みはこちら    ………………………………………………………………………………………………  ◇ ISO/IEC17025の計測器校正に必要な「標準室」とは  測定は、温度や湿度によって結果に差が生じるため、あらかじめ温湿度の条件を 定める必要があります。一般的な測定室の場合は、外気温の変化の影響を受けたり、 人の出入りによって外気が侵入したりすることで、室内全体の温度を一定に保つこ とは困難です。「標準室」とは計測器の校正試験や標準器の維持管理を行う施設を 指します。「標準室」は、JIS Z 8703 に、試験場所の標準状態として温度や湿度 が定義されています。OEGの計測センターでは、居室や計測器保管場所は23℃±2℃ で制御していますが、「標準室」はそれよりも温度変動を少なくした23℃±1℃で 制御しています。この温度制御は、高精度な抵抗器や空気コンデンサ、インダクタ ンスなど、温度変化率が校正値に影響するため、機器の校正に必要とされています。 OEGでは、多数の標準器を所有し多種多様な計測器の「引取校正」を実施しており ます。また、計測器の一括受託(アウトソーシング)や引取(預かり)校正サービ スなど充実したサービスを提供すると共に、短納期、低価格の実現によりお客様の ご要望に柔軟に対応しております。1台からのお問い合わせ、ご依頼も大歓迎です。 → 「出張校正・特急対応」の詳細はこちら        → 「計測器校正のトレーサビリティチャート(全体図)」ダウンロードはこちら        → 「計測器の校正」に関するお問い合わせはこちら        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3. 展示会、セミナー情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇【受付中】マルチメディア機器対応の電気製品安全規格試験・認証取得説明会    『無料オンラインセミナー』マルチメディア機器に携わる方、必見!  当社主催「マルチメディア機器対応の電気製品安全規格試験・認証取得サービス 説明会」をオンライン無料セミナーとして開催します。国際認証機関Nemko AS (ノルウェー本社)の同時通訳によるIEC62368-1規格の概要説明、CEマーキングと CB認証の違いや、OEGが提供するグローバル対応海外認証サービス、CB証明書申請 サービスなどをわかりやすく解説いたします。セミナーの詳細、お申込みは下記URL をご参照ください。 IEC62368-1規格のCB証明書取得を考えている方、マルチメディア機器に携わる方は ぜひご参加を心よりお待ちしております。   日  時:2021年8月23日[月] 14時00分〜16時00分   参 加 費:無料   定  員:100名 → セミナーの詳細はこちら        → セミナーのお申込みはこちら        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4. 資料ダウンロード ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  OKIエンジニアリングの市場分野別カタログをご紹介いたします。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      ★ 本メールの制作、配信、およびお問合せ先はこちら ★     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → WEBからのお問い合わせはこちら        → OEGニュースメールのバックナンバー(一部抜粋)はこちら        → 配信停止の手続きはこちら        → 個人情報の取り扱い・プライバシーについて        ※本メールマガジンに直接返信いただきましても、ご対応いたしかねますので 何卒ご了承ください。 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