━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2021.6月号 ◆━ こんにちは。 OEGニュースメール6月号をお届けいたします。お客様にとって お役に立つ専門的な技術解説、新サービス情報、キャンペーン、イベント情報 などをお届けするメールマガジンです。 ◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2021.6.8 発信 ◆━ ◆◆◆◆ 沖エンジニアリング株式会社 ◆◆◆ OEGニュースメール ◆◆ https://www.oeg.co.jp ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1. プレスリリース  ◇ 半導体・電子部品の流通在庫品向け「真贋判定・信頼性試験サービス」開始 〜 半導体・電子部品不足による代替部品調達のための信頼性評価 をワンストップで実施 〜 2. サービス情報  ◇ 土木機械/建設機械のEMC規格試験 ISO13766-1/-2に対応    〜車載EMC試験利用料金表を公開〜  ◇ 中国VOC規制    〜接着剤、塗料、インク、洗浄剤VOC含有量の分析に対応〜  ◇ 電子機器の防水性や防塵性を評価するIP試験のフルライン・サービス    〜噴射角度固定器により加圧水の正確な角度、距離を調整します〜  ◇ 改定RoHS指令の医療機器、監視・制御機器も10物質規制開始    〜無料オンライン相談会開催中〜  ◇ 2021年度もコロナ対策万全体制で計測機器の「出張校正」を実施中! 3. 展示会、セミナー情報 ◇【受付中】電子デバイス・機器製造業の品質・開発担当者必見!         [開催日:6月25日(金)7月21日(水)オンライン]        製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー  電子機器に使用される実装デバイスの信頼性試験と評価・解析方法を解説            ▼お申し込みはこちら▼       4. 資料ダウンロード ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. プレスリリース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◇ 半導体・電子部品の流通在庫品向け「真贋判定・信頼性試験サービス」開始 〜 半導体・電子部品不足による代替部品調達のための信頼性評価 をワンストップで実施 〜  OKIエンジニアリング(以下、OEG)では、半導体・電子部品の流通在庫品向け 「真贋判定・信頼性試験サービス」を開始しました。半導体・電子部品不足によ る需給ひっ迫や従来製品の製造中止を受けて電子機器メーカーでは、ネット販売 など、半導体メーカーや正規代理店といった通常の購入ルートとは異なるルート で必要な部品を調達し、代替部品として使用する場合があります。こうした流通 在庫品と呼ばれる半導体・電子部品には、保管状態の良くない製品や規格外の不 良品、さらには本物に似せた模倣品が紛れていることがあり、製品組み込み後の 動作不良発生の原因となっています。このため、流通在庫品から調達した代替品 の品質管理、模倣品対策が大きな課題となっています。 OEGの新サービスでは、お客様が流通在庫品から調達した半導体・電子部品について、  @ 正規品と模倣品の外観比較や透過X線検査での内部調査による真贋判定  A 電気的特性評価による機能試験  B 高温動作試験、温度サイクル試験などの加速試験による信頼性評価 をワンストップで実施できます。これによりお客様は、代替調達した流通在庫品 が正規品かどうか、機能的に問題はないか、さらに、製品に搭載されてから市場 での寿命までの動作を保証できるかを確認することができます。 → プレスリリースの詳細はこちら        → 「調達部品、代替部品選定時の品質、信頼性確保」はこちら        → 「電子部品の真贋判定」はこちら        → 「電子部品の真贋判定」に関するお問い合わせはこちら        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2. サービス情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ 土木機械/建設機械のEMC規格試験 ISO13766-1/-2に対応         〜車載EMC試験利用料金表を公開〜  ISO13766-1/-2:2018は、土木機械/建設機械の規格であり「2006年度版」から 「2018年度版」へ2021年7月より完全移行となります。大きな変更点は、イミュニ ティ試験での上限周波数が、1GHzから2.7GHzへ拡張されております。OEGでは、 ESA(electronic sub-assembly:車両に取り付けられる電気・電子機器)を対象と したEMC規格試験に対応しております。 ESA対象品例:ECU[engine control unit]、ランプ、センサー、モーター、など →「車載EMC試験」の詳細はこちら        →「車載EMC試験利用料金表のダウンロードはこちら」        →「車載EMC試験」のお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ 中国VOC規制    〜接着剤、塗料、インク、洗浄剤VOC含有量の分析に対応〜  中国VOC規制では、接着剤、塗料、インク、洗浄剤の揮発性有機化合物(VOC)含 有量に関する主な要求事項として、VOC含有量の上限が定められました。接着剤、 塗料、インク、洗浄剤(以下、対象材料)のうち、下記条件が対象となります。 ・中国国内で生産されている対象材料を、中国国内・国外に関わらず購入・使用  する場合 ・中国国外で生産されている対象材料を、中国国内に輸入する場合 どちらの場合も国家標準への適合が求められており、現在使用している対象材料 のVOC含有量を確認するとともに、不適合であった場合、代替品への切り替え、設 計変更、品質確認等が必要となります。当社では、対象材料の情報収集、VOC含有 量の分析、設計変更時の品質確認(環境試験)等をご提供しておりますので、お気軽 にお声掛けください。 →「VOC含有量分析」の詳細はこちら        →「VOC含有量分析」に関するお問い合わせはこちら        →「部品情報収集、代替品調査」に関するお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ 電子機器の防水性や防塵性を評価するIP試験のフルライン・サービス    〜噴射角度固定器により加圧水の正確な角度、距離を調整します〜  近年、最先端IoT製品であるスマートフォン、タブレットやウエアラブルなど屋 内だけでなく屋外でも利用されるようになり、多様化しています。そのため、以前 にも増して電子機器の防水性や防塵性が求められるようになっています。IP試験は 国際規格「IEC 60529」(※1)に規定された電子機器の外郭に対する水や固形物侵入 の保護等級を評価する試験です。OEGでは、電子機器の耐水性を評価する滴下試験装 置、加圧水装置、正確な角度と距離を設定可能な噴射角度固定器により、実環境に 近い防水性、防塵性を確認するIP試験のIPX1からIP9Kまでフルライン・サービスを 提供しております。さらに試料の加温や冷却など付加条件の追加や試験の前処理も 行います。オンラインでの立会試験やご相談も受け賜わっておりますので、ぜひお 問い合わせください。 ※1:IEC 60529 外郭(エンクロージャ)による電気機器の保護構造を等級分類する方式について 規定している規格。保護等級(IPコード)はIPX5のように表記され、IPに続く第1 数字が固形物、第2数字が水に対する保護性能を表す。 →「IP試験(電気機械器具の外郭による保護等級試験)」はこちら        →「塵埃試験, 耐塵試験」はこちら        →「IP試験料金表」はこちら        →「IP試験」のお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ 改定RoHS指令の医療機器、監視・制御機器も10物質規制開始          〜無料オンライン相談会開催中〜  2021年7月22日から欧州 改定RoHS指令により医療機器、監視・制御機器カテゴリ も禁止物質が10物質となります。医療機器、監視・制御機器の製造元は、EUで商品 を販売する場合、電気電子部品にRoHS指令10物質を含まないことを宣言する必要が あります。そのためには、製品のCEマーク自己宣言へ向けた、エビデンス非含有保 証書やchemSHERPAの最新ドキュメントの準備が必要です。OEGでは、このようなお 客様に代わり、非含有保証書収集やchemSHERPA書式のRoHS対応確認やエビデンス変 更によるCEマーキング技術文書作成をサポートいたします。また、エビデンスの入 手が難しい電気電子部品は、当社が、蛍光X線分析法、IA/MSイオン付着型分析法、 Py-GC/MS熱分解ガスクロマトグラフ質量分析法によるスクリーニング分析から溶媒 抽出ガスクロマトグラフ質量分析法などの精密分析により含有確認をし、ワンスト ップで改定RoHS指令の10物質規制のサポートをいたします。改定RoHS指令の10物質 規制に関する、電子部品の情報管理の無料オンライン相談会を開催しておりますの でぜひご利用ください。 →「電子部品の技術・環境情報調査」の詳細はこちら        →「chemSHERPA変換、電子部品のRoHS調査」に関するお問い合わせはこちら        → 環境情報調査オンライン相談のお申し込みはこちら        →「RoHS指令分析の詳細はこちら        →「RoHS指令分析」に関するお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ 2021年度もコロナ対策万全体制で計測機器の「出張校正」を実施中!  OEGでは、半導体の特性を測定するカーブトレーサーを始め、半導体の研究、開 発、製造、評価、解析に使用する測定機器の校正を承っております。当社では、OE G施設内で行う「引取校正」と顧客先の現地で校正を行う「出張校正」を実施して おりますが、「出張校正」では、OEG技術者が顧客先に出向き、生産ラインに点在 している多種多数の計測器の校正を、生産を止めることなく実施できるようトータ ルにスケジュールを組んで実施します。OEGでは、コロナ対策として、手洗い、う がい、体温測定の実施と徹底した出張者の体調管理、お客様への事前確認やお客様 からの要求事項の確認を確実に行います。「出張校正」当日の行動は、校正業務以 外の場所に赴かない、校正機器のアルコール消毒、公共交通機関を極力使わず社用 車移動をするなど、万全な対策で「出張校正」を実施しております。また、OEG施 設内で行う「引取校正」では計測器の一括受託(アウトソーシング)や、校正期間 を通常の2/3に短縮する「特急校正」も実施しております。計測器1台の校正からの お問い合わせ、ご依頼も大歓迎です。 → 「出張校正・特急対応」の詳細はこちら        → 「計測器校正のトレーサビリティチャート(全体図)」ダウンロードはこちら        → 「計測器の校正」に関するお問い合わせはこちら        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3. 展示会、セミナー情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◇【受付中】電子デバイス・機器製造業の品質・開発担当者必見!         [開催日:6月25日(金)7月21日(水)オンライン]        製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー  電子機器に使用される実装デバイスの信頼性試験と評価・解析方法を解説  当社主催「製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー」をオンライン (Zoom)で開催いたします。製品品質向上のための信頼性試験として、電子機器に使 用される実装デバイスの信頼性試験と評価・解析方法を解説します。前半は電装機 器に搭載の車載デバイスIC向けの「AEC-Q100」と規格事例によるESD試験、さらに 電子部品単体の健全性評価(良品解析)をご紹介します。 後半は、はんだ接合部の寿命予測、不具合が発生した実装基板状態の非破壊解析事 例、樹脂材料の劣化度合および劣化原因解析について紹介していきます。産業工作、 電子部品・半導体、自動車・車載、医療機器等の研究・開発・設計・製造に携わ る方々のご参加を心よりお待ちしております。 日  時:2021年6月25日[金]、7月21日[水] 13時00分〜17時40分 参 加 費:22,000円/1名(税込み、テキスト付) 定  員:各回50名     (定員になり次第、締め切らせていただきます。お早めにお申し込みくだ      さい) → セミナーの詳細はこちら        → セミナーのお申込みはこちら        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4. 資料ダウンロード ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  OKIエンジニアリングの市場分野別カタログをご紹介いたします。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      ★ 本メールの制作、配信、およびお問合せ先はこちら ★     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → WEBからのお問い合わせはこちら        → OEGニュースメールのバックナンバー(一部抜粋)はこちら        → 配信停止の手続きはこちら        → 個人情報の取り扱い・プライバシーについて        ※本メールマガジンに直接返信いただきましても、ご対応いたしかねますので 何卒ご了承ください。 ……………………………………………………………………………………………… ※このメールマガジンは等幅フォントで作成しています。 ※このメールは当社とお取引のある方、当社営業担当者が名刺交換をさせていた だいた方および展示会、セミナーなどでアンケートにご回答いただいた方へお送 りしております。 ……………………………………………………………………………………………… 発行 沖エンジニアリング株式会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C)1997-2021 Oki Engineering Co., Ltd. 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