━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2021.2月号 ◆━ こんにちは。 OEGニュースメール2月号をお届けいたします。お客様にとって お役に立つ専門的な技術解説、新サービス情報、キャンペーン、イベント情報 などをお届けするメールマガジンです。 ◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2021.2.1 発信 ◆━ ◆◆◆◆ 沖エンジニアリング株式会社 ◆◆◆ OEGニュースメール ◆◆ https://www.oeg.co.jp ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1. プレスリリース  ◇ ドイツ自動車業界規格「LV124」対応ワンストップ信頼性試験サービス開始 〜 国内初、12V電源を使用する車載電装品向け試験規格の全50項目に対応 〜  ◇ 計測器の「特急校正サービス」開始 〜 校正による生産・検査停止時間を短縮したいお客様を強力にサポート 〜 2. サービス情報  ◇ 電子部品の市場流通品スクリーニング[模倣品対策]サービス     〜非正規ルート購入品の良否選別のスクリーニング〜  ◇ AEC-Q100規格に準拠した高温ラッチアップ試験とは  ◇ ANSI/ESDA-JEDEC JS-002規格に準拠した低湿度CDM試験サービス  ◇ 中国VOC規制が施行開始  ◇ 欧州廃棄物枠組指令(WFD)のSCIP対応オンライン相談会好評開催中  ◇ コロナ対策万全体制で出張校正実施中 3. 展示会、セミナー情報  ◇【受付中】電子デバイス・機器製造業の品質・開発担当者必見!         [開催日:2月10日 オンライン]満席まで残りわずか        製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー   ▼お申し込みはこちら▼        ◇【ブース内無料セミナー】第12回[国際]二次電池展         [開催日:3月3日[水]〜5日[金] 国際展示場]  ◇【出展報告】オートモーティブワールド 2021展示会         [開催日:1月20日[水]〜22日[金]東京ビッグサイト]   ▼アンケートに回答いただくとWebでセミナー動画をご視聴いただけます▼       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. プレスリリース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◇ ドイツ自動車業界規格「LV124」対応ワンストップ信頼性試験サービス開始 〜 国内初、12V電源を使用する車載電装品向け試験規格の全50項目に対応 〜  OKIエンジニアリング(以下OEG)は、ドイツの自動車メーカー5社(フォルク スワーゲン、ポルシェ、アウディ、ダイムラー、BMW)が制定した12V電源を使用 する車載電装品に対する試験規格「LV124」に対応したワンストップ信頼性試験 サービスを開始しました。LV124規格は22項目の電気試験(PartT)および28項 目の環境試験(PartU)から構成されており、OEGは国内の受託試験所として初め てPartTとPartU合わせて全50項目の試験にワンストップで対応します。欧州自 動車メーカーに車載電装品を納入するサプライヤー向けにサービスを提供します。 → プレスリリースの詳細はこちら        → LV124ワンストップ信頼性試験はこちら        →「LV124ワンストップ信頼性試験」に関するお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ 計測器の「特急校正サービス」開始 〜 校正による生産・検査停止時間を短縮したいお客様を強力にサポート 〜  OEGは、計測器校正による生産・検査停止時間を短縮したい企業向けに、計測器 の校正時間を大幅に短縮する「特急校正サービス」を開始しました。「特急校正 サービス」は、顧客先の現地で校正を行う「出張校正」とOEG施設内で行う「引取 校正」を、特急料金をいただき短期間で実施するものです。 「出張校正」では、OEG技術者が顧客先に出向き、生産ラインに点在している多種 多数の計測器の校正を、生産を止めることなく実施できるようトータルにスケジ ュールを組んで実施します。これにより、100台までの校正を1日で完了するなど、 校正期間を通常の2/3に短縮することができます。「引取校正」では、お客様がOEG に発送した計測器がお客様の手元に戻るまでの輸送時間を含め、最短3日間で校正 を完了します。 → プレスリリースの詳細はこちら        → 計測器校正の出張校正・特急対応はこちら        →「計測器校正」に関するお問い合わせはこちら        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2. サービス情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◇ 電子部品の市場流通品スクリーニング[模倣品対策]サービス     〜非正規ルート購入品の良否選別のスクリーニング〜  現在、ご使用の電子部品・半導体が、生産終了などにより、正規ルートで調達 が困難になってしまった場合、市場流通品(市場在庫品)に頼る場合があります。 しかし、市場流通品の中には「保管状態が悪い」「模倣品」などで不良品である 可能性があります。このような不良品を搭載した場合、自社製品の信頼失墜につ ながり、製造コストの増加、さらには消費者への安全に対する脅威となります。 OEGでは、電子部品の市場流通品に対するスクリーニング[模倣品対策]をワンスト ップでご提供いたします。 →「電子部品の市場流通品に対するスクリーニング(模倣品対策)」はこちら        →「ICの健全性調査」はこちら        →「電子部品のスクリーニング・信頼性試験サービス」                        の資料ダウンロードはこちら        →「電子部品の市場流通品に対するスクリーニング(模倣品対策)」                          のお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ AEC-Q100規格に準拠した高温ラッチアップ試験とは  CMOS集積回路の信頼性を表す指標の一つにラッチアップ耐性があります。ラッチ アップとは、CMOS集積回路内に形成される寄生サイリスタが、外乱ノイズによっ てターンオンすることで電流が流れ続ける現象で、集積回路の破壊原因となります。 一般に、ラッチアップ耐性は高温環境下で低下する傾向があり、特に車のエンジン ルーム周辺に配置されるECUに搭載されるCMOS集積回路は、高温の環境にさらされ るため注意が必要です。そのため、米国の車載デバイス向け信頼性認証規格である AEC-Q100では、ラッチアップ耐性試験を最大動作保証温度で実施するように規定して おり、日本国内でもこの試験要求が高まっています。ただし、AEC-Q100で定められて いるラッチアップ試験は、最大動作保証温度での試験で、室温での試験要求はありま せん。一般に高温になると配線抵抗は高くなることから、CMOS集積回路の(配線)レ イアウトによっては電流が流れにくくなり、室温でラッチアップを起こしても高温状 態では最大印加電圧規定によりクランプされてラッチアップが抑えられ、ラッチアッ プ耐性が高く見える場合があります。このようにラッチアップ試験結果には、実際に トリガ電流が流れた「I-TEST」とトリガ電流が流れる前にクランプ電圧に到達した 「E-TEST」の2つのテスト結果が混在するため、結果を適切に判断する技術が必要で す。OEGでは、これらの判断を有した技術者による高温ラッチアップ試験をご提供い たします。 AEC:Automotive Electronics Council:自動車エレクトロニクス評議会 CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor相補型金属酸化物半導体 I-TEST:電流トリガ試験 E-TEST:電圧トリガ試験 → 「AEC-Q100試験」はこちら        → 「ラッチアップ(Latch-up)試験」はこちら        → 「AECQ試験規格の解説」動画はこちら        → 「AEC-Q100に準拠した高温ラッチアップ試験」に関するお問い合わせはこちら        ……………………………………………………………………………………………… ◇ ANSI/ESDA-JEDEC JS-002規格に準拠した低湿度CDM試験サービス  微細化が進む半導体プロセスの進展により、LSIの静電破壊(ESD:Electro-Static Discharge)対策はますます重要になっています。静電破壊耐性の評価試験には、人 体からの放電を模擬したHBM(Human Body Model)と帯電したデバイスが金属に接触し て放電するデバイス帯電モデルの2種類の試験が用いられています。近年、デバイス 帯電モデルには、低湿度環境(30%未満)での試験要件が国際標準規格の一つである ANSI[※1]/ESDA[※2]-JEDEC[※3] JS-002に採用され、車載用途向けLSIのCDM試験規 格であるAEC[※4]-Q100-011D(2019)、および、車載用途向けマルチチップモジュール の認証ストレス試験であるAEC-Q104(2017)にも取り入れられました。OEGでは、JS- 002、AEC-Q100-011D、AEC-Q104に準拠したCDM試験サービスをご提供いたします。 [※1]ANSI:American National Standard Institute:米国国家規格協会 [※2]ESDA:ESD Association:ESD協会 [※3]JEDEC:Joint Electron Device Engineering Council:電子機器技術評議会 [※4]AEC:Automotive Electronics Council:自動車エレクトロニクス評議会 → 「ESD試験」の詳細はこちら        → 「TLP測定」の詳細はこちら        → 「組立工程のESD対策」の詳細はこちら        → 「ESD試験・TLP測定」のお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ 中国VOC規制が施行開始  中国政府より、2020年3月4日付で、規制対象は接着剤、塗料、インク、洗浄剤の材 料におけるVOC(揮発性有機化合物)含有量に関する国家標準7件が交付され、それら は2020年12月1日(インクのみ2021年4月1日)からVOCの削減を目指し、施行され、 VOC含有量の上限が定められました。中国VOC規制が適用される条件、定義などを、OEG では現在得られている情報をもとに、わかりやすくまとめた資料を準備しました。 今後も随時情報を拡充させ、お伝えしていく予定です。OEGでは、対象材料の情報収集、 VOC含有量の分析、設計変更時の品質確認(環境試験)等をご提供しておりますので、 お気軽にご相談ください。 →「中国VOC規制について」の詳細はこちら        →「中国VOC規制が適用される条件、定義」はこちら        →「VOC含有量分析」のお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ 欧州廃棄物枠組指令(WFD)のSCIP対応オンライン相談会好評開催中  健康被害などが疑われる高懸念物質(SVHC:Substances of Very High Concern) を使用した部品や製品の情報を欧州化学品庁に登録する制度であるSCIPの運用が、 2021年1月5日より開始されました。2007年施行のREACH規則で指定されたSVHC 209 物質を0.1質量%以上含む製品すべてが登録の対象となることに加え、REACH規則で定め られていた年間総出荷総量1トン以上の製品という条件がなくなるため、対象の製品が 広がります。OEGの「SCIP対応サポートサービス」では、お客様所有のchemSHERPAや SVHC確認書などからSVHC含有確認、およびSVHC含有濃度の再計算を行い、SCIP登録 やSCIP情報伝達の要否判断を実施、SVHC含有が不明な場合はSVHC分析まで、SCIP対応 管理をワンストップでサポートいたします。お困りごとなどオンライン相談会も好評開催 中ですので、ぜひご利用ください。 →「SCIP情報調査」に関する詳細はこちら        → 環境調査オンライン相談会の詳細はこちら        → オンライン相談会のお申し込みはこちら        →「電子部品の技術・環境情報調査」のお問い合わせはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇ コロナ対策万全体制で出張校正実施中  半導体の特性を測定するカーブトレーサーを始め、半導体の研究、開発、製造、 評価、解析に使用する測定器の各種校正を承っています。OEGはコロナ対策として、 朝夕の体温測定を実施、出張時、手洗いうがいの徹底はもちろんのこと、お客様への 事前の連絡やお願い事項確認を実施し、校正業務以外の場所に立ちよらない、校正機 器のアルコール消毒、公共交通機関を極力使わない社用車移動など万全な対策で出張 校正を実施しております。また、計測器の一括受託(アウトソーシング)や引取(預 かり)校正サービスなど充実したサービスを提供すると共に、短納期、低価格の実現 によりお客様のご要望に柔軟に対応しております。1台からのお問い合わせ、ご依頼 も大歓迎です。 →「計測器校正一括受注」の詳細はこちら        → トレーサビリティチャート(全体図)ダウンロードはこちら        →「計測器校正」に関するお問い合わせはこちら        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3. 展示会、セミナー情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◇【受付中】電子デバイス・機器製造業の品質・開発担当者必見!         [開催日:2月10日 オンライン]        製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー  当社主催「製品品質向上のための信頼性評価と解析セミナー」をオンライン(Zoom) で開催いたします。電子機器品質向上のための信頼性試験として部品選定時の信頼性 試験と評価・解析方法を解説します。前半は電子部品のスクリーニング・特性選別、 さらに電子部品単体の健全性評価(良品解析)をご紹介します。後半は、はんだ接合 部の寿命予測、不具合が発生した実装基板状態の非破壊解析事例、高濃度でのシロキ サン環境検証実験について紹介していきます。産業工作、電子部品・半導体、自動 車・車載、医療機器等の研究・開発・設計・製造に携わる方々のご参加を心よりお待 ちしております。 日  時:2021年2月10日[水] 13時00分〜17時40分 参 加 費:20,000円+税/1名(テキスト付) 定  員:50名(定員になり次第、締め切らせていただきます。お早めにお申し         込みください) → セミナーの詳細はこちら        → セミナーのお申込みはこちら        ………………………………………………………………………………………………  ◇【ブース内無料セミナー】第12回[国際]二次電池展         [開催日:3月3日[水]〜5日[金] 国際展示場]  2021年3月3日(水)〜5日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される 「 バッテリー ジャパン 」に出展します。リチウムイオン電池の環境試験・評価 ・解析サービスをご紹介予定です。最新情報をぜひ、会場でお確かめください。 皆様のご来場を心よりお待ちしております。 ◆展示会概要 会  期:2021年3月3日[水]〜5日[金] 開催時間:午前10時〜午後6時 会  場:[東京ビッグサイト]南展示棟 1F S1-28 ⇒詳しくはこちら        ◆ブース内プレゼンのご案内 ブース内にて随時、二次電池製品の試験・評価・解析に関するプレゼンテーショ ンを開催し、当社の専門技術者が信頼性課題と対策について下記のテーマ毎に解 説します。プログラムを確認の上、ぜひとも当社ブースにお越しください。 【セミナープログラム】  ◇ リチウムイオン電池の解析手法〜二次電池の非破壊検査と分解調査〜  ◇ 二次電池搭載機器の環境試験〜電池の信頼性確保〜  ◇ 電子機器の接合部(コネクター・ハーネス)評価 ⇒ セミナープログラム詳細・聴講予約は、近日公開予定です。 ⇒ 別途、入場登録が必要です。招待券請求はこちら[公式サイト]        ………………………………………………………………………………………………  ◇【出展報告】オートモーティブワールド 2021展示会         [開催日:1月20日[水]〜22日[金]東京ビッグサイト]  東京ビッグサイトにて開催されました『オートモーティブワールド2021展示会 』 には、リアル会場、バーチャルブース会場ともに、たくさんの方々にご来場いた だきましてありがとうございました。今回、バーチャルブースでご紹介致しました、 ブース内プレゼンセミナーにつきましては、アンケートにお答えいただくと、当社 WEBサイトで閲覧可能です。ぜひ、ご視聴ください。今後も、皆様のご要望にお応 えし、より一層皆様のお役に立てる信頼性評価サービスをご提供いたします。  ◇ バーチャルブースWebセミナー   ▼アンケートに回答いただくとWebでセミナー動画をご視聴いただけます▼       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      ★ 本メールの制作、配信、およびお問合せ先はこちら ★     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → WEBからのお問い合わせはこちら        → OEGニュースメールのバックナンバー(一部抜粋)はこちら        → 配信停止の手続きはこちら        → 個人情報の取り扱い・プライバシーについて        ※本メールマガジンに直接返信いただきましても、ご対応いたしかねますので 何卒ご了承ください。 ……………………………………………………………………………………………… ※このメールマガジンは等幅フォントで作成しています。 ※このメールは当社とお取引のある方、当社営業担当者が名刺交換をさせていた だいた方および展示会、セミナーなどでアンケートにご回答いただいた方へお送 りしております。 ……………………………………………………………………………………………… 発行 沖エンジニアリング株式会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C)1997-2021 Oki Engineering Co., Ltd. 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