2011OEGセミナー
当社では『環境配慮、省エネが求められる"ものづくり"のために』をテーマに ”2011OEGセミナー”を開催いたしました。地球温暖化防止や有害物質使用規制さらには震災による電力不足対応もあり、電子機器製造分野では従来にも増して環境負荷や省エネへの配慮が求められていますが、これらの「ものづくり」には小型・高密度化に伴う熱問題、ノイズ対策あるいは新素材・複合材料評価など解決すべき課題が多数あります。
OKIエンジニアリングは、信頼性評価と環境保全の技術サービス・ソリューションを基軸に、課題解決のための多様なサービスをご提供することにより、お客様の「ものづくり」に貢献したいと考えております。
そのような当社の技術サービスの特長や事業内容をお伝えすると共に、皆様のご要望にお応えする情報発信の場としてOEGセミナーを企画いたしました。今回は、電子機器熱対策・設計コンサルタントとして活躍されている株式会社サーマル デザインラボの国峯尚樹様に電子機器の熱問題についてご講演いただき、併せて当社の熱特性評価、故障解析事例および関連サービスなど最近のテーマについてご紹介させていただきました。
下記にセミナーの発表内容をPDFファイルにて公開いたします。ご活用ください。
≪招待講演≫”電子機器の熱設計と部品の熱特性”
株式会社サーマルデザインラボ 代表取締役 国峯尚樹氏

電子機器熱対策・設計コンサルタントとして活躍されている株式会社サーマルザインラボの国峯尚樹様に電子機器における熱設計の必要性、放熱経路や最近の放熱技術、および温度計測の留意点などについてご講演いただきました。
LEDの熱特性評価サービスと応用事例
信頼性技術事業部 清水 亙

熱特性評価の概略とその必要性について、電子機器の中でも、急速に市場が拡大している照明用LEDや、車載品をはじめとした消費電力の大きいパワーデバイス、高性能化が目覚ましいCPU等、発熱量の大きいデバイスが増加している中、様々な制約から、充分な放熱対策がとられていない場合もあります。その対策と解決のため、熱設計に重要な、熱抵抗(Thermal resistance)を、簡便且つ高精度に測定する熱過渡特性解析と、LEDの特性評価、LED熱過渡解析の事例紹介とご提案をご紹介いたしました。
イオンポリッシング技術によるECO製品の解析事例
信頼性技術事業部 山本 剣

LEDや太陽電池、ICチップや複合材料等、次世代部品の急増のため、故障解析や良品構造解析において、断面構造解析による詳細且つ、高分解能な観察が求められています。そこで、断面構造解析におけるイオンポリッシング装置(IP)の必要性と解析事例(LED電球のIP加工、樹脂加工、高周波製品の加工)をご紹介いたしました。
製品の小型・軽量化による接点障害の解析事例(低分子シロキサン解析)
環境事業部 高貫 智久

シロキサン接点障害は30年以上前からありましたが、昨今の小型・軽量化に伴い、車載部品などで再び多発しています。シリコーン製品の用途から、接点障害の歴史をふまえ、小型・軽量化による新たな問題による接点障害の解析事例(低分子シロキサン解析)をご紹介いたしました。
LED照明のEMC
EMC事業部 白井 秀泰

最近急速に発展していますLED照明のEMCについて、LEDの普及の背景、それに伴うEMC問題を解説しました。現在、LED照明に特化した規格は存在せず、一般照明機器として運用されていますが、LED照明の品質確保に向けてのEMC試験内容と市販LED電球でのEMC実験データをもとに、 OKIエンジニアリングでの、LED照明に対するEMC試験サービス評価基準をご紹介しました。
電子部品の技術・環境情報収集サービス
部品情報事業部 磯野 隆義

電子部品が多様化・複雑化する中、電気、電子機器の製造メーカーにとって、高性能、高信頼性に加え、環境配慮がものづくりの大きなテーマとなっています。そして、そのために収集しなくてはならない情報はより複雑で専門的なスキルが必要となっています。技術情報収集の留意点とトラブル事例や、電子部品を取り巻く環境法令を解説し、当社が提供する「電子部品の技術・環境情報調査サービス」についてご紹介いたしました。